西粟倉ヒルクライム 2022 レースレポート

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2022年6月5日に岡山県英田郡西粟倉村で行われた

「西粟倉ヒルクライム」のレースレポートです。

【レース概要】

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距離11.8km

標高差660m

最大斜度11%

ここの舗装路がとにかく良いです。

こういうところは、放置されがちで

アスファルトの上を砂がかかっていたり

しがちですが、そんなこともなく

非常に走りやすい道になってます。

公道を封鎖するタイプではなく、

道路の使用許可を得ているレースなので、

一般車が通りますが、コースの3分の2くらいが

2車線道路になってて、しかも道幅がゆったり。

そもそも通過する車の数が少ないので、

キープレフトさえしっかりしていれば、

何の問題もありません。

ここで事故るってよっぽどかと。

【出発】

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大阪を6時に出発し、高速道路で2時間半ほど。

レース会場の近所まで高速道路が通っており、

アクセスはかなり良いです。

岡山県がぐっと近く感じるほど。

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【準備】

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レース会場の駐車場に8時半に到着。

毎回、思うんですが、レース会場に到着してから

バタバタしてたら、用意する暇もなく

開会式で出走。

今回は(も)、ローラーを持って行ったのですが、

使うことはなかったです。

開会式の後、スタート地点への移動までの間に

温泉がある前の道が緩い坂道になっており、

そこでアップすることができました。

ローラーでしっかりアップして、

万全の準備をしようと思ったら、

そうですねぇ、7時半には到着してないとです。

ということは5時に出発・・・。

とうことは、4時起き。

ええ歳の大人は、もう前泊しましょう。

そろそろ疲れてきました。

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レース会場のゲートボール場から

スタート地点までは、集団で移動。

割としっかりとした登りがあるので、

ここがアップになりそうなくらいです。

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今回は、そもそも人数が少ないということもあり、

スタート地点についてから15分くらい待ってから

スタートだったので、いろいろスムーズに

進行されていった印象。

号砲でスタート!

【レース】

過去にこのコースのレースを2回走っていますので、

慌てることはなかったんですが、それは途中までの話。

過去2回がショートコースだった

というのを自分が知っている分岐のところ

約9km地点過ぎで知り、初めて未知のコース、

しかも下りを含むほぼ平坦のワインディングロードを

走ることになり、心拍がちょっと上がりました。

事前にコースを確認していれば良かったのですが、

思い込みがあったので、確認してませんでした。

それが、今回の反省。

レースは、スタートから2km付近ですでに

前3人がパックで進んで、豆粒のような小ささに

なって離れていきましたw

その次が単独で自分。4位確定した瞬間でしたw

よっぽどのトラブルがない限り、

2km地点で前後に100mほど距離が開いてしまうと

そこから逆転する可能性はゼロに近い。

自分のカテゴリーは、41~45歳のC1。

2分間隔くらいで次のC2(46~50)、そしてDと続く。

半分ほど走った時には、C2やらDの人に抜かれる始末。

ワットがどんどんさがり、見ていられない。

レースの様子は、動画をご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=2zSpkeoRdRM

【結果】

総合で45位。年代別で4位。

タイムは、41分。

もう、コテンパンのフルボッコでやられた感覚。

思い描くワット表示になってないのは、完全に体力不足。

体重も落とせてないし、ヒルクライムレースで

戦う身体になっていない。

【総括】

ほぼ3年ぶりのヒルクライムレースは、

想像通りのしょっぱい結果になりまして、

また明日からのトレーニングを頑張らねばと思いました。

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このレースは、エントリー代金が3,000円と

めちゃくちゃリーズなぶるな上に、毎回食べ物を用意して

くれたり、運営の方々がしっかりしているので、

かなり良い印象です。

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前は、ブドウだったかなぁ。今回はすごい大きなトマト!

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ダルガ峰。

【おまけ(機材)】

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自分の機材ですが、フレームは、

FUJI SL Eliteで、フジのラインナップでは、

軽量ヒルクライムバイクの部類になります。

今は、SL 1.1という名前は売られていますが、

それとモノ。

変則は、フロントシングルでSram RED eTap。

今回は、フロント36T。リア32Tでした。

この状態で、まだ5kg台はキープしてて、

多分5.9kgくらいだと思います。

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バイクの重量をこれ以上削ると性能が

落ちたり、パンクリスクが高まったりするので、

限界かなぁという感じ。

機材では、言い訳できないので、

もうトレーニングするしか道は残れされてない。




結果に投資するカンパホイールセット

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コストを必要とする自転車パーツの筆頭、ホイール。その分結果への投資にもなり、ロード乗りが沼にハマる登竜門とも言えるかもしれません。
投資に値するカンパニョーロのホイールセットです。

Campagnolo – Zonda (ゾンダ) C17 ホイールセットが23%オフで¥53200

Campagnolo – Zonda (ゾンダ) C17 ディスクブレーキホイールセット (ボルトスルー – 6 ボルト)が23%オフで¥64600

Campagnolo – Scirocco (シロッコ) C17 ロードホイールセットが19%~20%オフで¥40900 – ¥41100

Campagnolo – Shamal Ultra (シャマルウルトラ) C17 クリンチャーホイールセットが12%~20%オフで¥112000 – ¥123600

Campagnolo – Zonda (ゾンダ) ロードディスクホイールセット (ボルトスルー)が23%オフで¥64200

Campagnolo – Shamal (シャマル) 2WayFit C21 カーボンディスクホイールセットが19%~28%オフで¥134600 – ¥150200

Campagnolo – Scirocco (シロッコ) DB BT12 ロードホイールセットが21%オフで¥56000

Campagnolo – Calima C17 フリーハブロードホイールセットが¥24360 – ¥25140

Campagnolo – Zonda (ゾンダ) C17 ディスクブレーキホイールセット (ボルトスルー – センターロック)が23%オフで¥65200




日影が要る!夏のロードレース

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各地でロードレース再開の報が届き始めた5月末。3年ぶりに訪ねた美山は初夏ではなく、夏でした。真夏。
薄い帽子一つで炎天下をうろうろすると、ものの数分でモウロウとし始めます。レース開催側にもせめて参加者が憩える日影を意識してほしいものですが・・・。

待機時間がモノを言うレース。日影は自己責任です!持って損はないです、日傘とタープ。




2022年 美山ロードC3のレポート

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自身4年ぶり3回目の美山ロードへの参戦記録です。

【レース会場へ】

レース当日の朝、チーム代表(妻)と事務員(私)で

チームメイトのOさんを迎えに。

大阪から京都の南丹市美山までは、高速を使って

1時間半ほどとかなりアクセスが良い。

美山は、関西サイクリストの聖地のような場所で、

オートバイのツーリングの聖地としても有名なんです。

当然、我々は美山には何度も来ているので

レース当日に余計なことを考えずに済むのが◎。

8時過ぎに、レース会場に到着。

【機材セッティング】

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改めて書くこともないのですが、

レース会場に到着してから

出走するまでは、意外なほど時間が無いんです。

1時間なんてないようなもの。

今回は、駐車場予約の場所が

美山町の森林組合の場所だったので、

レース会場の本部受付のほぼ隣の建物で

便利でした。

受付テントで、ゼッケンと計測チップをもらい。

バイクを組み立て、カメラや計測チップを取り付け、

着替えて、ゼッケンを貼り付け。

パワーメーターの校正をしたり・・・

とにかくいろいろやることがある。

気付けばレースの3,40分前で

そろそろ場所取りをしないといけない時間。

ローラーをもっていったが、回す時間なんて

ありゃしないw

のんびりと準備したいのであれば、

もう前泊するしかないな・・・

今回は、美山のレースでずっと使っている

ナカガワのプロミネンスSLをカーボンフォークに

変更したもので挑みました。

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フロントは50/34、リアは、11/28。

ヒルクライム用の超軽量チューブラータイヤ付きの

ホイール。

フロントギアは、心もとないけど上りがあるので

よしとしよう。機材だけは今持っている中で

最高のものを選びました。

落車だけはできない!!

【整列からスタート】

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市役所の横が選手の集合場所になっており、

計測チップテストを通過し、年代別に

前から詰めて行く。

結果的にスタートグリッドに付いた時には、

前方に7,80人ほどだったので、

出走が170人ほどだったので、ちょうど真ん中くらい。

出走位置は、シクロクロスじゃないので

個人的には気にするとことじゃないと思ってます。

【レース環境】

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大阪から、常に3,4℃低い避暑地の美山ですが、

この日は暑く5月なのに32℃と完全に夏日。

ただ、梅雨前なので空気が乾燥している。

我々が走るC3は、2周回。

30分ほどでレースが終わるので、

マイルド脚の私にはちょうど良い

距離と時間。

【レーススタート】

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レースがスタートし、バイクを先導に慣らし状態で

進み、リアルスタート。

過去2回、一つ上の4周回のC2で走っていた時は、

集団の密集度が非常に高かった記憶がありましたが、

今回は、たまたまなのか前後左右に余裕があり、

接触の緊張感は全くなかったです。

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近所の選手がちょっとつまったりありましたが、

十分に対応できる距離感で安全にレースが

始まりました。

今回は、Oさんと自分のバイク前方にGoProを付けてレースを

撮影しましたが、久しぶりのロードレースが

楽しかったのか自分が撮った動画を見返してみると、

小競り合いや選手同士が詰まったたりする場面で・・・

”わたし、笑ってました”

そこ笑うところちゃうやろ?ってなりますが、

なぜか楽しい。多分ですが、シクロクロスの

後遺症じゃないかと思います。

シクロクロスのスタートは、号砲ドンで一斉スタート。

不安定な路面でコース幅が狭い、異常な密集度合い、

選手同士の接触は当たり前、たまに叫びと怒号、

応援とカウベルの音・・・カオスwww

ドロップハンドルを付けた自転車レースで

おおよそ考えられるだけ最悪のスタート状況ではあるので、

舗装路のレースで選手の距離感が保たれていると、

逆に”何か起こってほしい”という感覚になるのかもしれませんね。

今回、自分が想定したレース展開ですが、

”頑張るところは九鬼ヶ坂の上りだけ”

です。

FTPは、おおよそ210w。体重は56kg。

4倍も出せない自分が、このレースで何かできるわけもなく。

そもそも、スタート位置を前に陣取って上りまで我慢して

先頭集団にギリギリ残ったとしても、上りでは迷惑なほどに

ずり落ちます。

縦スクロールシューティングゲームの敵と弾のような

感じなるので、プレイヤーはたまったもんじゃない。

【九鬼ヶ坂の考察】

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1回目の九鬼ヶ坂の上りは、3分230w。

2回目の九鬼ヶ坂は、3分30秒220w。

ここの登りで必要なのは、320wを2分半。

おう・・・100wも足りない・・・

今回の結果では、

FTPの105%~110%、つまりL4の上限から

L5(VO2max)の下限のところを使っているという

ことになります。

VO2maxは、1日のうちに続けられる時間が

3~5分と非常に短く、

強いけど弾数が少ない銃弾みたいな感じになります。

ちょうど2回の九鬼ヶ坂の上りでL5程度の合計時間が

5分ほどになっているので理論値と非常に近しい。

いろいろ書きましたが、レース展開は

その時になってみないと分からないので、

後で反省してもしょうがない。

「理想の展開通りにならなかったから

レースでいい結果が残せなかった」

というのは、他力本願な考え方で

レースの本質とは違う気がする。

さぁ、どうしよう

【車載動画】

レース展開は、撮影動画をご覧ください。

https://youtu.be/OXe-1O93bMk

Oさんの車載動画

1回目の九鬼ヶ坂は、ええ感じにパワー出てる!

2回目は、どないしたん!?ってほど垂れてる!

https://youtu.be/sRkbEU29UoQ

私の車載動画

脚の合う人と気持ちよくサイクリングしている感覚w

2周目最後あたりのガソリンスタンド角で1名落車・・・

久しぶりに芸術的な単独落車を見ましたが、

カーボンの乾いた音・・・嫌ですね・・・

【今後のトレーニングについて】

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5月からトレーニングを再開して、ちょうど今後の

トレーニングについて考えいますので、ここは

別の機会に記事にしたいと思います!!




明日、2022年の美山サイクルロードレス

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ここ2年くらい全然トレーニングらしいことをしてこなかったので、

とりあえず、1か月ほど毎日ローラーを回しました。

 

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ローラーに乗るまでに乗り越えないといけない峠があり、

このシューズをペダルにつけっぱなしにする工夫?も

そのうちの一つ。

 

人は、20秒以上かかるものは面倒くさくなり、

やめてしまうらしい。

 

ローラーでトレーニングといっても、

実際にはいろいろ乗り越えないといけないような、

課題が、誰でもあるのではないでしょうか?

 

自分の場合は、気が散る要素が多いと、

長続きしない。

 

基本的にトレーニングは、苦しくて嫌なもの、なので・・・

スタートラインに立つまでの準備で面倒がないように。

 

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たかが1か月程度のトレーニングでは、レースで狙える位置には、

まったく到達せずに、どうやって走ろうかと思ったりします。

 

とりあえず、今の条件の中で可能か限り準備をしたので、

レースの展開や走り方など、いろいろイメージして

考えることはありますが、ほとんどなるようにかならないので、

とりあえず録画だけして、後ほどレース展開などを

お伝えできればと思います!




お買い得Primeのカーボンホイールセット

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しつこいですが、お金のかかる自転車周り。まあまあの富豪はともかく、コスパ重視で続けたいです。
高品質でコスパ良しのプライム(Prime)ホイールセット。2020年、2021年リリースのカーボンモデルご紹介します。

Prime – RR-50 V3 カーボンクリンチャーホイールセットが¥67000

Prime – RR-50 V3 カーボンクリンチャーディスクホイールセットが¥67000

Prime – RR-38 V3 カーボンクリンチャーディスクホイールセットが¥67000

Prime – RR-38 V3 カーボンクリンチャーホイールセットが¥59000




ツール入れはサドルバッグ派

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緊急時のチューブやパンクキットなど、結構大事な携行品。ツールボトル派が多い気がしますが、他にもハンドルバーやサドルバッグ、リュックやサコッシュに入れる方々も。

個人的にはサドル推しです。自転車に装着できるので身体に負担もかからず、何よりボトルケージ2つとも水分補給に使えるのは大きい!
とはいえ昔、サドルバッグだけ気づいたら盗まれていたことがあったので、目を離すならサドルバッグにも鍵かけるか、取り外して持ち歩くのがお勧めです。




パワートレーニング再開!!

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さぁ、パワーメーターによるトレーニングを再開しました!

本格的なトレーニングは、新型コロナがきた2020年冬以来です。

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まずは必要な機器から。

必要なのは、以下の3つです。


①パワーメーター


②心拍計


③アプリ

①のパワーメーターは、パワートレーニングには一番大事なものになります。

 

 

パワトレっていうてるやんw

 

パワーメーターは今は様々な種類が各メーカーから発売されていますが、

自分は、この絶滅したPowertapC1というPowertap社のチェーンリング型の

ものを使っています。ひと昔前の業界標準であったPowertap社のものなので、

出力される数値はかなり正確です。

 

 

新型コロナによって自転車の需要、ホームトレーナーの需要などが

上がった為、パワーメーターのメーカー競争が激化。

 

 

その結果、価格競争が激しくなり、価格が低下しております。

安価なパワーメーターだと、左クランク式のもの。

最近では、ペダルタイプが片側のみですが4万円台のものまで

登場しています。

 

 

イタリアのファベロ社のアシオマ(Assioma)というのが

気になっています。

https://www.cyclowired.jp/news/node/339673

 

 

②の心拍計は、やはり心拍の上がり方で身体の調子がわかる機器です。

パワートレーニングは、基本的に日々毎日の調子を見ながら

取り組むのが前提になっているので、心拍の上がり方をみて

トレーニングのメニューを柔軟に変えていく必要があります。

 

 

ちなみに自分は、最近時計型のものを使っています。

これが簡単で便利です!

 

 

以前は、胸バンド型のを使っていましたが、

外してトレーニングすると精神的に楽になります。

 

 

毎日のトレーニングなので、少しでもメンタル面で

楽(ズボラ)したいですよね。準備時間が秒単位で

減るのはとても良いことです。

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左右の幅が狭いので、ブラケットを握った時の手首の

曲がりに干渉しないのが良いです。

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センサーの部分。ここで脈を計測するんですね。

手首への圧迫は軽めでもしっかり計測されます。

 

 

アマゾンにて4千円くらいで売ってますよ。

 

 

③のアプリは、サイクリストでお馴染みの「Strava」。

そして、多くの人が耳慣れない「Elaevate」というソフト。

 

 

Stravaの説明は省きますが、耳慣れないほうのソフトを少しご紹介。

 

 

パワーメーターを導入すると、最大ワットがどのくらい出たか、

平均ワットがどれくらい出たか、というライド中の数値に目が

行ってしまいがちですが、トレーニングでのパワーメーターの

使い方は、疲労と回復がセットとして使うのが正解!

 

 

要は、パワーメーターを使ってない時の身体の状態を

パワー値を使って管理しようというのが趣旨になります。

 

 

話がややこしくなってしまいましたが、慣れれば簡単。

 

 

「Elevate」というのが、その体力と体調管理ソフトになります。

 

 

他にいろいろなソフトがありますが、フリーなのでオススメです!

このアプリは、Google Chromeの拡張機能(プラグイン)となります。

 

 

Elevate for Strava

https://chrome.google.com/webstore/detail/elevate-for-strava/dhiaggccakkgdfcadnklkbljcgicpckn?hl=ja

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Win/Macのアプリも試験的に公開されています。

 

 

詳しい使い方は、こちら(すみません、ズボラで)

https://note.com/t_runnerforfun/n/n9372071d635a

 

 

3つの数値を憶えよう!

ざっくりと説明すると・・・Stravaからサイクリングログを

Elevateに読み込ませると以下の3つの数値を割り出してくれます。

 

 

CTL=体力値(長期的な調子)

ATL=元気度(短期的な調子)

TSB=疲労度(疲れすぎてないか/サボってないか)

 

 

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Elavateでは、

Fitness=CTL

Fatique=ATL

From=TSB

になります(これ、統一してほしいですよねw)。

 

 

数値の意味については覚える必要ありませんが、

気になる人は、以下のサイトをご参照ください。

https://www.jitetore.jp/contents/fast/list/201205280700.html

今回、用語やソフトの使い方を説明したかったのではなく・・・

 

 

レースの為に効率よく成果を出せる方法をご紹介したかったのです!

旧来型の謎な根性トレーニングや謎のシバリトレーニングなど、

意味不明なものが未だに横行している昨今。

 

 

人生の時間は、限られてるのでなるべく無駄なく強くなりたい人には、

こういうトレーニング方法も一つの答えなのではないでしょうか?

 

 

レースでいい結果を出すというのがトレーニングの目的だとすると、

トレーニングする期間が限られてます。もちろん、トレーニングに

割くことができる時間も。

 

 

そうすると、ある程度レースの日までに計画通りに

トレーニングを達成できれば、目標とする体力値(CTL)

になり、ヒルクライムレースであれば、体重、車重、FTPの

値から、コースのタイムまで割り出すことができます。

(これが面白いかどうかはさておき・・・)

 

 

「トレーニングCTL」とは

自分の場合は、トレーニングCTLという用語を勝手に作っていますが、

CTLは、いわゆるユルポタをしていても増えていきます。

下り坂で脚を止めている時、信号待ちの時、軽く踏んでいるだけの時などなど。

緩い運動でCTLが増えていってしまうので、上記のようなノイズをなるべく

ログに残さないようにして、純粋なトレーニングで得られるCTLを

 

 

「トレーニングCTL」と呼んでいます。

 

 

では、どうやってトレーニングCTLを測るかというと、

自分がやっているのは、簡単にノイズになるような休憩多めの

ライドのログは取らない、ということですw

 

 

かなり極論な感じですが、NPから割り出す方法もありますが、

トレーニング期間中に真のユルポタをした場合は、

そもそもログを取りません。

 

 

ロングライドでもよほどの高強度でない限りは。

 

 

話がそれましたが、 

過去の自分のトレーニングCTLを見てみると、CTL60くらいがピークの値になってました。

純粋なトレーニングの値なので、低めに出ていますがそれが自分の基準になっています。

 

 

過去自分のトレーニングCTLが60の場合、ほとんどのヒルクライムレースで年齢別で入賞できるレベル。

CTLはアマチュアは100を目指すと良いとされていますが、トレーニングCTLで

100になると、ヒルクライム、ロードレースに限らず、いろんな自転車レースで

良い結果を得られると思います。

 

 

富士ヒルや乗鞍でも優勝できるレベルだと思いますよ。

 

 

ということで、このパワートレーニングは、コツコツと積み重ねていく方が無理なく

体力を増やすことが出来ることが分かっているので、いわゆるロングライドで1回で

大きなTSS(しかもゴミデータ、ノイズデータまみれ)を得るのはその後の

疲労回復の時間を考えるとかなり非効率なトレーニング手段。

 

 

トレーニング時間と疲労の問題

自分の経験上、1日に80TSSを積み重ねていけば約40日後には体力が60近くになります。

毎日80TSSは、かなり難しいです。。。

 

 

時間をコントロールできる人であれば、朝晩で分割して40ずつCTLを積み重ねる方が楽です。

ただ、時間があれば。

 

 

5月1日から始めたトレーニングですが、毎日大体40TSSを毎日積み重ねていってますが、

その日の気分によって、波があります。

 

 

大体、トレーニング前後の準備を含めると1時間くらいになり、

実質トレーニングしているは、2,30分です。

アップのログは取らずに、L4くらいの強度に入ってから計測を開始。

 

直近1か月の目標は、TSSを6,70まで引き上げていくこと。

トレーニング強度は、L4以上ということになりますので、

SST付近で日々のトレーニングには一番良いゾーンということになります。

 

以前は、それに10分置きの2分間L5インターバルと3分レストを入れて、

レースにおける適度な変化をメニューに加えていました。

 

L4以上のトレーニングで、TSSを今の倍近くまで持って行こうとすると

必然的にトレーニング時間を同じ割合で増やさないといけません。

 

となると、自分の時間の使い方と作り方が課題になってきます。

トレーニングの準備を含めると毎日1時間半~2時間を確保しないといけません。

トレーニングの強度と時間が増えると、身体のケアを手厚くしないと

故障の原因になってしまうので、今度は入念なマッサージも必要になってきます。

ご家族がいる方は、マンション住まいの方は、トレーニングの時間帯の問題。

場所の問題など、課題や問題が山のよう・・・ 

 

パワートレーニングは、毎日の積み重ねが重要

これは、自分でも経験していることですが、

毎日のトレーニング以外ないと断言できます。

 

毎日、帰宅が遅く時間がない人は、週に一度

しかも晴れた日にだけ、ロングライドをしがちです。

 

SSTペースの強度でTSSを700くらい稼げる人で

あれば話は別ですが、トレーニングの素地がない人が

それをやろうとすると身体が故障してしまいます。

 

ロングライドで、TSS500なんて200kmの

ブルべを走るとそれくらいのストレスになりますが、

前述したとおり、下りや信号待ち、コンビニでの休憩など

データにノイズが混ざってしまいます。

 

素地がない人(自分の経験談・・・)が、ブルべで200km

走ると、たぶんですが1か月ほどロードバイクでロングライドするのが

嫌になると思いますw

 

そうなると、急激に上がったCTLが乗らない間になかったことに。

一気にしんどいことをすると、そのつけが後にまわってきます。

 

それを防ぐために、毎日10分、15分でもそれなりの強度で

トレーニングすることで、分割して楽に支払い続けることが可能w

 

考えてみてください、近所の峠で5分間アップしてから、

10分のタイムトライアルをやってみてくださいよ。

十分お腹いっぱいになれます。

 

ロングライドで、8時間ダラダラ走るよりは、毎日の

10分間TTの方が、トレーニングの質は高いです。

目標のCTL

今から1週間後の美山ロードに向けたトレーニングをしています。

5月1日からスタートして、現在で22日目。

 

目標のCTLは、30。今が20なので、あと10上げたい。

ただ、過去にCTLが60の時はレースで入賞できたと書きましたが、

FTPが高かった時のCTLなので、今の下方修正したFTPでの60とは、

まったく別物の数値となります。

 

 

CTLを高めていくと、自動的にFTPが上がって行くので、アプリでこまめに

FTP値を更新していき、CTLの値を正確に管理する必要があります。

数年前のFTPから40も下がってしまっているので、結局のところ

全盛期に戻すには3ヶ月では済まない気がしています。

トレーニングしなければ、ちゃんとCTLは下がるw

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この表が残酷なのは、明日トレーニングしなかったら、

もれなく体力値が減るんですね。

 

 

表の点線の部分(未来の部分)がどんどん下がっているのがわかりますが、

トレーニングをしなかった場合は、このように下がっていき、

何週間後には、トレーニングしてない時の状態に戻りますよという曲線になります。

 

 

ただ、現状を維持するのは

毎日コツコツやっていれば簡単。なので、常に上昇気味に

トレーニングをしているとコツコツ増えていくという寸法。

 

 

あと、未来のCTLを皮算用するExcelデータがありますが、

本当に捕らぬ狸の皮算用なので、身体によくないですw

 

 

明日、今日減るから維持以上のことをしよう、というスズメ目線ができる

この表の方が怠け者の自分には相性が良い気がしています。

 

 

身体が慣れてくるとTSSが増えてくるはずなので、身体が自然に

反応して高強度を求めるようになるのを待った方が、精神的に無理なく強くなれる気もしてて、

いかにして疲労とメンタルを弱らせないか、いかに空白を作らないか、ローラーに乗るか、

に注力した方が良いと思ってます。




晴れた休日に家で読書もまあいっか。

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