FUJI SL 1.1 フレームで軽量バイク作成
実業団レースでは、車重6.8kg規制があるので、
それ以下が事実上認められている一般のヒルクライム
では、不利である。
特に自分のような身長161cm体重52kgの
軽量級ライダーにとっては、バイクの重量で
ハンデを背負うことになる。
たまたま、新品大特価で去年のモデルのフジの
フレームを手に入れることができました。
自身では初のフルカーボンフレーム。
コンポは、シーズンが被らないシクロクロス車の
ものをごっそりと移植。
SRAM eTap Wfliでフロントシングル仕様。
もう、下りを捨てた登り仕様だ。
シクロクロス車には、Vブレーキを使っているので、
KCNCのCB3というペアで170gという軽量ブレーキを取り付けた。
FUJI SLフレームは、PB30という、まぁ悪名高いBB30が採用されているので、
シマノのクランクが使えるようにアダプターを取り付けました。
フレームのメーカーロゴがゴールド仕様なので、同色にしました。
スプロケットもゴールドw
RECONの30T。
できた車重は、5.55kg。
軽いが、びっくりするほどの軽さではない。
ヒルクライム上位勢では、見慣れた重量である。
4kg台という完成車が存在しますしね。
近所の峠のタイムを計ってみました。
家から10分のところにある大阪の十三峠(じゅうさんとうげ)。
距離4kmで平均勾配9%。
1分ほどタイム更新。
家から10kmくらい北にある大阪でも屈指の峠TTポイント。
清滝峠で26秒更新。ただここは勾配が緩いので、
パワーウェイトレシオが高くても有利に働かない。
この軽量バイク、平地はスカスカで全然進まない。
クロモリの芯のあるフレームからいきなりフルカーボンの
軽量バイクに乗ったのでことさらそう感じるからだと思いますが、
登りに関しても踏み方を変えないとスカスカしてリズムが
取りずらい。慣れなんだろうけど。
ただ、登りはかなり楽になったので、このバイクで
秋のメインイベントである大台ケ原HCまで調整していきます。