キャニオンのバイクのなんといっても魅力的なところは、
小さいサイズがあることである。
3XSというサイズがあること。
2XSより小さいサイズは、ホイールサイズも変更している。
650Bという700Cよりワンサイズ小さいものを使うことで、
自転車としての均等なダウンサイズをしている。
これは、自分は以前から思っていた疑問に対する
至極当たり前だけど、気づきにくい回答だと思いました。
なぜ小さなフレームに大きなホイールをいれるのか?
小さなホイールにしたらよくない?
メーカーとしては、小さいホイールへのサポートを
しないといけなくなるので、手間が増えるのが間違いない。
今度疑問に思ったのが、大きなサイズのフレームには
700Cのサイズは小さいのでは?29インチのホイールの
ロードバイクフレームがあっても不思議ではない。
現に、マウンテンバイクは29インチが主流になっているし、
27.5インチや、26インチも存在している。
図のような泥や砂が巻き上がる角度が違ってくるんですね。
おもしろい。あとは、ホイール径が大きければ大きいほど、
段差を均してくれるので、乗り心地はよくなる。
デメリットは、ホイールが大きいことで小回りが利きにくい。
実に多様なフレームとホイールの規格が存在している。
なのにロードバイクは、700Cが固定かのように
スタンダードかのように存在しているのに疑問を持つべき。
きっと、自分に合ったフレームもそうだけど、ホイールも
しっかりオーダーで選べるようになると、体の小さい
女性にももっと選択肢が増えると思います。
どうして140cm台の女性に700Cのホイールなんだろう?
140cmの人はロードバイクに乗ってはいけない?
全くそんなことはない。そんなバカげた理屈はない。
当たり前に当たり前のことを考えれば済むだけの話だが、
選択肢が少ないことは、現実問題としてある。
なので、一つの方法としては、ハンドメイドの
スチール(クロモリやチタン)のフレームを
650Bや650Cなど小さいホイールを
視野にしれてオーダーすると良いと思います。
身体に合ったバイクに乗ると、本当に気持ちがいい。
有名メーカーの馬鹿デカいフレームを、貼られたステッカーの
方に価値を置くのか、快適に気持ちよくバイクと一体に
なって乗る方に価値を置くのか。
人それぞれですが、キャニオンがメーカーとして
やっていることは当たり前のようで
すごいことなんだと改めて思いました。
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