手組ホイールは奥が深い
初めてのヨンロク組にチャレンジしたのですが、
フリー側を先に組んでから、反フリー側を組もうとすると
どうしてもスポークの長さが足りない。
フリー側のテンションは当然全く高くなく、
それでもリムがフリー側に引っ張られるので、
スポークのねじがニップルに嚙みこむ長さが足りない。
どうしたものかと悩んだ結果。。。
フリー側のスポークを外せるだけ外して、
左右のスポークを順番に組み立てる作戦で
挑んでみたが、全くスポークが張られてない
リムがかなり歪んでしまいカーボンが割れる
恐れがありそうなので中止。
うーん困った。ドツボに入った・・・
あ、そうだ!と思い立ち
ヨンヨン組に切り替えようとして、
組み替えたのですが、今度はスポーク長が
長すぎてリムを反フリー側に引っ張れずに
撃沈。
そうだよな、スポーク長短くしないと
いけないんだもんな。
スポーク長の計算が間違えていた可能性があるので、
再度値を入力してみたのですが、スポーク長は
あっている。なぜ!?
考えられるのは、前々から気になってたのですが、
スポークの雄ねじがニップルの雌ねじに噛みこむ時
2,3mmニップル内に入ってから軸力が働くこと。
ここが、ニップルに入り込んですぐに噛みこむ
ことができれば、ニップルを締めこむことができる。
そして、今回は反フリー側は、3クロスの6本組。
スポーク同士が2回クロスすることのカーブで
さらにニップルまで届きにくくなっている。
スポーク長の計算式では、直線距離になっているはず
ですが、組み立てる時ののり代が必要だということ。
ということで、反フリー側を組み立てる時の
のり代として4mm長いスポークを注文して、
再度ヨンロク組にチャレンジするこに。
何回かホイールを組み立てていて、
気づいたことは計算式で出された長さよりも
3mmほど長いスポークを注文した方がよい。
かも!(ラジアル組以外は!)
スポーク側のネジの部分の長さはメーカーによって
違うと思うので、一概には言えないので
何事も自己責任でお願いします!