嫁のお陰でDIYの技術が向上した話!

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またやった!

過去2回擦ってる我が家のプリウスですが、
1回目は左側がぐちゃぐちゃになり
さすがにパネル交換となりました。

2回目は、パネル交換の数週間後にまたやらかして
板金屋さんのお世話になりました。

そして、それから1年ぐらい経ったかな。

また左側を擦ったようです。
今度は、塗装の削れ程度の傷だったので
DIYで直そうと思います。

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左後ろのドアパネルと左後輪のフェンダーがやられていました。
写真は、すでにヤスリで削った後です。

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どういう当て方をしたか分かりませんが、
フェンダーパーツがドアパネルに比べると
内側に凹んでいます。

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ということで、パテで盛り付けてモデリングしていきます。
粗く盛り付けて、削ってを4,5回繰り返します。
ソフト99の厚盛りパテを使用しました。
2液タイプのもので硬化するとカッチカチ。
外気温は15℃くらいで、3、4時間放置して
固まるのを待ちました。

説明書では20℃で1時間と書いてありましたが、
何となくですが、ボディの表面温度が
それくらいの温度であれば固まる気がしますが、
さすがに屋根があるところだと8月くらいしか
1時間で固めるのは無理じゃないかなぁ。

板金屋さんは、暑い時期の方が
仕事が捗るということですね。
暑さで人間が大変ですが。。。

パテが固まりきらないうちに
ヤスリで削ったりすると
半生の状態のパテが消しゴムのカスの
ように丸まって出てきてしまうので、
時間をかけてカチカチになるのを
待った方が賢明ですね。

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なんとか形になりました。苦労したのが、
エッジを出す作業。盛っているパテを成型するのが
難しかったです。でもカーモデラーになった気分で
楽しめました。
手の感覚で引っ掛かりがないか確認しながら、
段差をならしていきましたが、人間の手の
感覚ってすごいですね。本当にちょっとした
段差を感知することができます。
カーモデラーもきっと手で触って削ってを
繰り返しているのかもしれませんね。

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このラインを出すのに一苦労。
単純に穴をパテで埋めるだけなら
難しいことはないのですが、
大きく凹んでいるところを
埋めつつ、外側の曲線を維持するのは、
難しく、途中削り幅が合っているのか
わけがわからなくなります。
引いて見たり、あらゆる角度から
観察すると削るポイントが見えてくる
と思います。一番いいのは、
ジャッキアップして、
目の高さに修復ポイントを持って行くことですが、
素人DIYの範疇を完全に越える設備w

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ともかく、細かい穴をラッカーパテで
埋めていき、一旦パテ作業終了。

この後は、サーフェーサーを拭いて、研磨を
2,3回繰り返してさらに平滑にしていきます。

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まぁ、素人でも時間をかけてコツコツやっていけば、
それなりにキレイに仕上がりそうな予感がしてきました。

宮崎駿が言ってましたが、

素人がたまに美味しいラーメンを作ることは出来るけど
毎日客に飽きられない美味しい味を出し続けるのは難しい

と、まさにそれ。

素人とプロの違いは、対応力と効率化。
素人は何をするにも時間がかかる。
起こる問題を予期できないので、いらない工程を
挟むことになり結果的に非効率な方法になっている。

なので、素人DIYで早く作業しようとすると
途端に失敗するのは理屈に合っていると思います。
素人だからプロでは出来ないような時間のかけ方をして
じっくりと落ち着いて作業する方が良い。

すでにここまでに4日間とられている。

これからサーフェーサーの作業で、2日。
塗装作業で2日。

いやぁ、年内に終わるかどうか。
気の長い戦いになりそうだわぁ。