シマノ スクウェアに行ってきた その3

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シマノのコンポーネントのフラッグシップモデルである

歴代デュラエースたちをご紹介・。

1973年。初代デュラエース。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%9E%E3%83%8E%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%A5%E3%83%A9%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%82%B9

ウィキペディアでは、1971年にデュラエースと

命名されたクランクが発売されているとある。

「ジュラルミン」と世界で一番という意味で「エース」を

組み合わせた命名だったんですね。

ともかく、シマノの正史では1973年にデュラエースの

コンポーネントが発表されている。

スプロケットは5速。

変速は、今のSTIではなくフレームに取り付けるレバー。


私が生まれる前の話だ。

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2代目デュラエース。

1978年に発売されている。

私が生まれた年だ。

「Dura-Ace EX」(7200シリーズ)とある。

コンポーネントは、初代と劇的には変わってないが、

変速は6速になっている。

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ブレーキに工夫がある7300シリーズの3代目のデュラエース。

2代目から2年後の発売と、かなり早めのリリース。

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4代目のデュラエース(7400)は先代の6速から8速へ。

4年の歳月により、大幅なバージョンアップ。

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4代目から実に12年後に発売されたデュラエースは、

革新的な技術が導入された。

STIと呼ばれる変速レバーとブレーキレバーを

一体化させた革新的な製品。

これが、ロードレース市場を席捲する

5代目デュラエース(7500)だ。

変速は、9速になっている。

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8年後に発売されたのが、6代目デュラエース。

変速は10速に達している。

デュラエースの歴史は、続く・・・




シマノ スクウェアに行ってきた その2

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シマノのMETREA(メトレア)というコンポ、ご存知ですか?

実物をはじめて目撃!めちゃくちゃかっこいい!!!

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「シンプルでスタイリッシュ、そして実用的」

がここの展示コンセプトのようですね~

シンプルを突き詰めると自然とシュっとしてくる。

展示されていたこのバイクは、まさにそれ。

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まず特徴的なのが、このブルホーンタイプのハンドルに

装着するSTI?

もちろん油圧タンクを装備するブレーキに対応している。

握った感じは、上部の突起がロードバイクのSTIと

同じくらいの引っかかりになるので、思ったほど

前にすっぽ抜ける感覚はない。

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変速レバーもブレーキレバーも手の小さい女性でも

楽に操作できそう。

変速は電動ではないので、ワイヤーを通す必要がある。

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クランクも特徴的。

9000番のDuraAceと同じ塗装感。

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シンプルなシルバーとブラックのコントラストが良いですね。

フロントシングルで割り切っているのが好印象。

このクランクは165mmがないのが残念。

代用するならウルフトゥース(WolfTooth)でシングル化した

9000番のデュラエースのクランクを使いたい。

こちらの動画で、デュラエースのシングル化をしています。

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ブレーキもメトレアで140mmの小さいローターを付けている。

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街乗りを想定したコンポーネントではあるけど、制動力に問題はない。

フラットマウント規格だ。

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ホイールもメトレアなんですね。40mmくらいでしょうか。

見た目を重要視しているのがすごいわかる。

絶妙なリムハイトの選択。このコンポの設計思想が

世の中に広まらないのは、もはや確信犯だろうなぁ。

自分は、すごい好きだ。

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ハブまでもメトレア。

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シンプルな自転車をいくつも展示しているので、

興味がある人は是非!!

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メトレアコンポでグラベルバイクを

一台組みたくなってきた!




シマノ スクウェアに行ってきた その1

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大阪のグランフロントにあるシマノスクウェアに行ってきました!

え!?もう4年ほど経つの?

グランフロントが出来てから。

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職場が梅田スカイビルにあった時には、連絡歩道が地下だった。

今日行ってみると、地上の歩道になってた・・・。

ヨドバシカメラの横にデカい駐車場があったのに、

ビルになっていた・・・。

おぅ・・・、知らなかった・・・。

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グランフロントの北館の4階にあるのが

「シマノスクウェア」

いろいろ展示しているので、順番に見て行きました。

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入ってすぐのところにあったのが、シンプルなクロスバイク。

BMCのフレームに、おしゃれなマッドガード。

実用的で簡素なバイク。こういうの好き。

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最大の特徴がベルトドライブ。

チェーンとオイルで汚れることもない。

自転車レースで主流になってないので、

いろいろ問題があるのでしょうが、

”汚れない”

というのが最大の魅力。

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変速もしっかりできるようにアルフィネが搭載されているのもいい。

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ブレーキは、しっかりと油圧のディスク仕様。

ミニマムな感じの作りがかなり好印象な自転車。

ざっくりと価格を試算すると。

20~25万円ってところか。

追記・・・

チェーンリングとホイールは、専用のもので

既製品があるとして・・・

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メーカーが分かれば導入はできそう。

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ベルトにも外れない工夫がある。

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アルフィネっていう変速機があるのか。

ふと気づいたことがあって・・・

クランクは、フレームの外側。

スプロケットは、フレームの内側。

ということは、チェーンステーを通さないといけない!

ベルトの場合は、チェーンと違い、切って繋ぐことはできないので、

どうやってステーを通すんだろう。。。。

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フ、フレーム分割かぁ・・・・

そうやわなぁ、フレームに継ぎ目を作って

そこにベルトを通す。

このフレームは、ベルトドライブ専用だったんだ!

シマノさん!!!


こだわりがすごいよ!!

つづく・・・