ビックプーリーは本当に効果があるのか!?
ビックプーリーって本当に効果あるの?
ITさんの記事によると
”ビックプーリーは、摩擦が低下するとは限らない”
とのこと、難しいことがいろいろ書かれていますが、
ビックプーリーとシマノの純正ケージとプーリーは、
単純な比較が難しい。
変数が多すぎるからね。
そもそも、ボールベアリングとセラミックベアリングの
回転性能が必ずしもセラミックベアリングが高性能とは言えない。
よく、負荷がない状態で空転させてセラミックベアリングが
回り続けるデモンストレーションを見たことがあると思いますが、
グリスが充満したシールドベアリングやカップコーンのベアリングが、
クランクを回していて、抵抗に感じるかというとその差はほとんど
感じないはず。
セラミックベアリングは、カーボン化と同様に軽量化の意味合いが
強いのではないでしょうか?
走りに影響を与え、性能と耐久性に優れている素材であれば、
デュラエースクラスのコンポに採用されているはず。
デュラエースのプーリーのベアリングはセラミックだったと思いますが。
耐久性と、ケージのテンションプーリー側(地面に近い側)が、
重量の中心から遠くなることで、振動の影響を受けやすくなります。
(揺れが大きくなると言っていいでしょう)
なので、セラミックや摩擦が減った分、揺れの大きさによる
損失で相殺されるような気がしてなりません。
ただ、ビックプーリーは見た目がカッコよくなりますよねw
ビックプーリーに変えて、純正プーリーに比べて変則性能が上がったという
記事も見かけるほどなので、取り付ける環境によりけりなんだと思いました。
まぁ、自分はここのパーツに10万円も出す余裕はないですが、
プラセボ効果というのもありますし、少しでも速いと思える可能性のあるものを
導入することで、気持ちを上げるような投資はレースにおいては非常に効いてくると思います。
https://tripcycle.jp/blog/3710/
メリットとデメリットがありますし、取り付けるロードバイクによったり、
チェーンの長さとテンションが影響したり、前述したとおり、
とにかく変数が多いので、単純なる比較が難しいです。
バイクを速く見せたいのであれば、こういう商品はマストバイだと思われます。
個人的には、セラミックパーツを導入するよりも、
シールドベアリングでも交換頻度を上げてやるほうが、
結果的に長持ちするものと感じました。
で、最初の疑問の答えとしては、
「良くも悪くもたぶんなってない・・・」
という結論になりましたw