ビックプーリーは本当に効果があるのか!?

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ビックプーリーって本当に効果あるの?

https://rbs.ta36.com/?p=47803

ITさんの記事によると

”ビックプーリーは、摩擦が低下するとは限らない”

とのこと、難しいことがいろいろ書かれていますが、

ビックプーリーとシマノの純正ケージとプーリーは、

単純な比較が難しい。

変数が多すぎるからね。

そもそも、ボールベアリングとセラミックベアリングの

回転性能が必ずしもセラミックベアリングが高性能とは言えない。

よく、負荷がない状態で空転させてセラミックベアリングが

回り続けるデモンストレーションを見たことがあると思いますが、

グリスが充満したシールドベアリングやカップコーンのベアリングが、

クランクを回していて、抵抗に感じるかというとその差はほとんど

感じないはず。

セラミックベアリングは、カーボン化と同様に軽量化の意味合いが

強いのではないでしょうか?

走りに影響を与え、性能と耐久性に優れている素材であれば、

デュラエースクラスのコンポに採用されているはず。

デュラエースのプーリーのベアリングはセラミックだったと思いますが。

耐久性と、ケージのテンションプーリー側(地面に近い側)が、

重量の中心から遠くなることで、振動の影響を受けやすくなります。

(揺れが大きくなると言っていいでしょう)

なので、セラミックや摩擦が減った分、揺れの大きさによる

損失で相殺されるような気がしてなりません。

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ただ、ビックプーリーは見た目がカッコよくなりますよねw

ビックプーリーに変えて、純正プーリーに比べて変則性能が上がったという

記事も見かけるほどなので、取り付ける環境によりけりなんだと思いました。

まぁ、自分はここのパーツに10万円も出す余裕はないですが、

プラセボ効果というのもありますし、少しでも速いと思える可能性のあるものを

導入することで、気持ちを上げるような投資はレースにおいては非常に効いてくると思います。

https://tripcycle.jp/blog/3710/

メリットとデメリットがありますし、取り付けるロードバイクによったり、

チェーンの長さとテンションが影響したり、前述したとおり、

とにかく変数が多いので、単純なる比較が難しいです。

バイクを速く見せたいのであれば、こういう商品はマストバイだと思われます。

個人的には、セラミックパーツを導入するよりも、

シールドベアリングでも交換頻度を上げてやるほうが、

結果的に長持ちするものと感じました。

で、最初の疑問の答えとしては、

「良くも悪くもたぶんなってない・・・」

という結論になりましたw