2022年 美山ロードC3のレポート

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自身4年ぶり3回目の美山ロードへの参戦記録です。

【レース会場へ】

レース当日の朝、チーム代表(妻)と事務員(私)で

チームメイトのOさんを迎えに。

大阪から京都の南丹市美山までは、高速を使って

1時間半ほどとかなりアクセスが良い。

美山は、関西サイクリストの聖地のような場所で、

オートバイのツーリングの聖地としても有名なんです。

当然、我々は美山には何度も来ているので

レース当日に余計なことを考えずに済むのが◎。

8時過ぎに、レース会場に到着。

【機材セッティング】

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改めて書くこともないのですが、

レース会場に到着してから

出走するまでは、意外なほど時間が無いんです。

1時間なんてないようなもの。

今回は、駐車場予約の場所が

美山町の森林組合の場所だったので、

レース会場の本部受付のほぼ隣の建物で

便利でした。

受付テントで、ゼッケンと計測チップをもらい。

バイクを組み立て、カメラや計測チップを取り付け、

着替えて、ゼッケンを貼り付け。

パワーメーターの校正をしたり・・・

とにかくいろいろやることがある。

気付けばレースの3,40分前で

そろそろ場所取りをしないといけない時間。

ローラーをもっていったが、回す時間なんて

ありゃしないw

のんびりと準備したいのであれば、

もう前泊するしかないな・・・

今回は、美山のレースでずっと使っている

ナカガワのプロミネンスSLをカーボンフォークに

変更したもので挑みました。

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フロントは50/34、リアは、11/28。

ヒルクライム用の超軽量チューブラータイヤ付きの

ホイール。

フロントギアは、心もとないけど上りがあるので

よしとしよう。機材だけは今持っている中で

最高のものを選びました。

落車だけはできない!!

【整列からスタート】

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市役所の横が選手の集合場所になっており、

計測チップテストを通過し、年代別に

前から詰めて行く。

結果的にスタートグリッドに付いた時には、

前方に7,80人ほどだったので、

出走が170人ほどだったので、ちょうど真ん中くらい。

出走位置は、シクロクロスじゃないので

個人的には気にするとことじゃないと思ってます。

【レース環境】

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大阪から、常に3,4℃低い避暑地の美山ですが、

この日は暑く5月なのに32℃と完全に夏日。

ただ、梅雨前なので空気が乾燥している。

我々が走るC3は、2周回。

30分ほどでレースが終わるので、

マイルド脚の私にはちょうど良い

距離と時間。

【レーススタート】

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レースがスタートし、バイクを先導に慣らし状態で

進み、リアルスタート。

過去2回、一つ上の4周回のC2で走っていた時は、

集団の密集度が非常に高かった記憶がありましたが、

今回は、たまたまなのか前後左右に余裕があり、

接触の緊張感は全くなかったです。

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近所の選手がちょっとつまったりありましたが、

十分に対応できる距離感で安全にレースが

始まりました。

今回は、Oさんと自分のバイク前方にGoProを付けてレースを

撮影しましたが、久しぶりのロードレースが

楽しかったのか自分が撮った動画を見返してみると、

小競り合いや選手同士が詰まったたりする場面で・・・

”わたし、笑ってました”

そこ笑うところちゃうやろ?ってなりますが、

なぜか楽しい。多分ですが、シクロクロスの

後遺症じゃないかと思います。

シクロクロスのスタートは、号砲ドンで一斉スタート。

不安定な路面でコース幅が狭い、異常な密集度合い、

選手同士の接触は当たり前、たまに叫びと怒号、

応援とカウベルの音・・・カオスwww

ドロップハンドルを付けた自転車レースで

おおよそ考えられるだけ最悪のスタート状況ではあるので、

舗装路のレースで選手の距離感が保たれていると、

逆に”何か起こってほしい”という感覚になるのかもしれませんね。

今回、自分が想定したレース展開ですが、

”頑張るところは九鬼ヶ坂の上りだけ”

です。

FTPは、おおよそ210w。体重は56kg。

4倍も出せない自分が、このレースで何かできるわけもなく。

そもそも、スタート位置を前に陣取って上りまで我慢して

先頭集団にギリギリ残ったとしても、上りでは迷惑なほどに

ずり落ちます。

縦スクロールシューティングゲームの敵と弾のような

感じなるので、プレイヤーはたまったもんじゃない。

【九鬼ヶ坂の考察】

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1回目の九鬼ヶ坂の上りは、3分230w。

2回目の九鬼ヶ坂は、3分30秒220w。

ここの登りで必要なのは、320wを2分半。

おう・・・100wも足りない・・・

今回の結果では、

FTPの105%~110%、つまりL4の上限から

L5(VO2max)の下限のところを使っているという

ことになります。

VO2maxは、1日のうちに続けられる時間が

3~5分と非常に短く、

強いけど弾数が少ない銃弾みたいな感じになります。

ちょうど2回の九鬼ヶ坂の上りでL5程度の合計時間が

5分ほどになっているので理論値と非常に近しい。

いろいろ書きましたが、レース展開は

その時になってみないと分からないので、

後で反省してもしょうがない。

「理想の展開通りにならなかったから

レースでいい結果が残せなかった」

というのは、他力本願な考え方で

レースの本質とは違う気がする。

さぁ、どうしよう

【車載動画】

レース展開は、撮影動画をご覧ください。

https://youtu.be/OXe-1O93bMk

Oさんの車載動画

1回目の九鬼ヶ坂は、ええ感じにパワー出てる!

2回目は、どないしたん!?ってほど垂れてる!

https://youtu.be/sRkbEU29UoQ

私の車載動画

脚の合う人と気持ちよくサイクリングしている感覚w

2周目最後あたりのガソリンスタンド角で1名落車・・・

久しぶりに芸術的な単独落車を見ましたが、

カーボンの乾いた音・・・嫌ですね・・・

【今後のトレーニングについて】

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5月からトレーニングを再開して、ちょうど今後の

トレーニングについて考えいますので、ここは

別の機会に記事にしたいと思います!!




関西シクロクロス2019-2020開幕しました!!

サムネイル

今期も開幕しました!!

初戦は、りんくうに代わって定番化した紀ノ川ステージ。

過去イチしんどい路面状況。

この間の台風の豪雨により、路面状況はシクロクロス向き。

マッドゾーンが随所に現れ、脚を削ります。

昼からは、晴れ間も見え始め泥の粘土が増し、泥の区間が進まない。

自分みたいなライト級選手は、横移動パワーが少ない為、

脚付きするんじゃないかと思うほどに泥の区間で失速。

最高順位は、18位。30分過ぎにはパワーの出し過ぎと段差で腰が

終わってずりずり後退。最終24位でフィニッシュ。

今までで一番腰が痛かったレースになった。

やはり腰回りの筋肉強化は課題、というかローラー温室育ちには、

キツイ。

いい刺激になったので、次戦のJCXの飯山に向けて頑張りたい。