26インチのマウンテンバイクがいい!!

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今回は、街乗りの26インチMTBを考えます!

ちょっとした買い物と駅までの通勤に使っている26インチのMTB。

MTB業界では、27.5と29が主流になっていますが、

自分は、街乗り用途で敢て26インチを選択しました。

26インチMTBを買う際の5つの条件

①ディスクブレーキであること

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ローター径はなんであれ、とにかく雨の日に

しっかりした制動力を持つことが一番重要視したことです。

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価格がそれなりだと機械式のディスクブレーキになりますが、

油圧へのこだわりはありませんでした。

はじめて機械式のディスクブレーキにしましたが、

ストッピングパワーは、リムブレーキの比ではありません。

油圧のキャリパーよりもゴテゴテしていますが、

無骨でメカメカした感じがなかなかGOOD。

②パクられにくいこと

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メーカーはなんでも良かったのですが、

フレームはカーボン以外。駐輪場を利用することがありますので、

鉄かアルミの方が丈夫。駐輪の際、当たってくるのがクロモリの

ママチャリが多いので、カーボンは気を遣いすぎます。

ルイガノに失礼かもしれませんが、まぁパクられることはないでしょう。

③パンクしにくいこと

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街乗りでブロックタイヤある必要はありませんが、

ガラスなど小さい突起物であれば、ノブの高さ分が

稼げるので、スリックタイヤよりもパンクのリスクが少ないのかも

しれません。

パンクする時は、どんな時でもパンクしますが・・・

ブロックタイヤにして空気圧を3気圧と高めに設定しています。

転がり抵抗はありますが、逆にスピードが出にくくで安全です。

④サスペンションフォークであること

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街乗りでサスペンションフォークは、オーバースペックな

感じがありますが、街乗りでも路面が悪いところや

微妙な段差があるので、サスペンションが結構機能してくれます。

この点で、クロスバイクよりもマウンテンバイクの方が

より安全に走行できます。26インチはホイールベースが

短い為小回りが効き、扱いが楽なのがメリットです。

サスペンションのストローク幅も街乗り程度であれば

短くてもOK。あえてちょっとした段差を走りたくなったります。

⑤値段が安いこと

5つめですが、やっぱりお値段!

26インチのMTBは、新車での流通量はほとんどありませんが、

アフターパーツ含めて、中古市場ではかなりの数が出回っています。

このルイガノも中古で3万円くらいでした。

街乗りで重要な5つのオプション

①ハブダイナモライト

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3万円のMTBに、3万円のハブダイナモホイールを

装着しています。街乗り通勤用にはこれが最重要パーツ。

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ほぼ毎日夜間走行するので、バッテリー式のライトではなくて、

ハブダイナモによる自家発電でライトを点灯させています。

これが、地味に効いてるんですよね!

②泥よけ

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雨の日に走行することを考えると泥よけは必須ですね。

ブロックタイヤにしてますが、後輪からの水はねはあります。

スチールの泥よけは、確実に水はねを防げますが、

逆にメンテナンス性能が極端に落ちてしまいますので、

取り外し可能なロード用のマッドガードを使っています。

③鍵

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自転車を長時間駐める時にはロックが必要ですが、

これは駐輪する場所によると思います。

有料の駐輪場ではこのくらいの鍵で大丈夫。

要は鍵をかけていることが見えればOK。

④カゴ

買い物メインであれば、カゴは必須になるかもしれませんね。

カゴを取り付けると、駐輪時に他の自転車のハンドルにひっかかったり、

ハンドル操作が重くなるので、安全性を考えるのであれば、

リアキャリアにするか、リュックに買ったものを入れるようにすると

良いかもしれませんね。

⑤ハンドル幅

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自分のちょっとしたこだわりが、ハンドル幅を狭くしていることです。

マウンテンバイクであれば、横方向の安定性を得る為に

ハンドル幅が60cm以上のモノが多いかと思いますが、

このMTBのハンドル幅は、40cmとかなり短い。

40cmと言えば、ロードと同じくらいの幅になります。

街乗りであれば、これくらいで充分ですし、駐輪の時に

横の自転車に引っかからなくて済むのでこの改造はかなりオススメ!

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ついでに、ステムを4cmと極力短くしています。

ハンドル操作がクイックでシビアになりますが、ハンドルが

手元に位置するので姿勢がアップライドになり、また取り回しが

しやすくバイク自体が手の内に収まります。

26インチ車は本当に絶滅する?

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中古市場に溢れかえっている26インチMTBは、

在位期間が長かったので、いろいろな規格はあれど

たぶんあと2,30年経っても平気で残っている

ものと思います。

一番壊れて厄介なのが、ホイールですが手組で

組み立てることができるので、リム単位、ハブ単位で

修理できるので、何も問題ありません。

26インチのタイヤもママチャリがある以上は、

永遠に存在し続けるものと予想しますが、

選択肢自体少なくなって行くとは思います。

自分が持っている27.5のMTBにくらべると

26インチは、本当に取り回しが楽です。

アルミフレームでゴリゴリに溶接されているので、

少々のことでは壊れる気がしません。

タイヤ幅も広く、走りが安定しているので、

これからも末永く走れる気がしています。




ロードバイクの落車について考える

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自転車に乗ってて、コケたことがありますか?

ロードバイクに出会うまでは

「落車(らくしゃ)」

という言葉を耳にすることも

口にすることもありませんでした。

落車という耳慣れない言葉・・・

ロードバイクをはじめたての時は、

気恥ずかしさがありましたが、

今は、当たり前のように言います。

落車の映像を目にすることも、周りの人から

耳にすることも多くなってその言葉に

慣れてきているのは事実。

先日、鹿児島で行われたインカレのロードレースで

落車で1名の選手が亡くなられました。

あまりにも痛ましい出来事でした。

ニュースになっていましたが、

「事故」

と報道されていました。

「事故」の範疇は分かりませんが、

一生懸命にトレーニングをして

そのレースに挑んでいた彼は、

「事故」で亡くなったのか?

どうなんだろう?

事故には違いないんだろうけど、

「事故」という言葉はしっくりこない。

偶然にも同じ日に行われた

舞洲クリテで、チームメイトが落車しました。

原因は、何であれレース中の出来事なので

そこは恨みっこなしという暗黙のルールがある。

当然、文句を言うことも、相手を訴えることも

できるだろうが、ほとんどの場合そういうことはしない。

レース中に落車で怪我し、バイクにダメージを負い、

精神的にも苦痛を強いられる。

怒りのやり場が見つからないのが

自転車レースでの落車かもしれない。

怒りではなく、悲しみかもしれません。

すぱっと気持ちを切り替えられる人は、

相当な精神力の持ち主なんだろうと思います。

過去の落車がどうしても納得がいかない!と、

この記事をご覧の方の中に居ると思います。

自分が知っているところだと、集団落車の原因を作った人が、

SNSに晒されて二度とレースに出られなくなったことがありました。

起こした人も起こされた人も、失うものが大きいほど、

気持ちを落ち着かせて納得させるのに時間がかかります。

もし、チームメイトが落車で命を失うことになったらどうだろう?

あなたと一緒に走っている人がそういうことになったら。

落車の原因を作った人を・・・恨みますか?


もし自分が落車で死んだとして、

相手を恨みますか?

死御の世界があるという前提ですが・・・

そんな無駄なことするでしょうか?

気にしなくていいよ、って伝えたくなるんじゃないかなぁ。

そう思います。




【閲覧注意】舞洲クリテ 2022 秋

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皆さん、落車にご注意ください・・・

9月4日(日)

前日の豪雨から一転、快晴の日曜日。

大阪の舞洲にてクリテリウムが開催されました。

私の盟友、チームメイトのOさんが出場ということで、

応援に行きました。

クリテに行くと聞くと、常に

何かあった時のために

という言葉が頭をよぎる

シクロクロスの時もそうですが、落車頻度が高い

レースでは、怪我をしたときに人間はもちろんのこと

自転車や荷物を家に帰さないといけない。

自動車で一人でレースに行くと、怪我をして入院しないといけなくなった場合、

車をその場に置いていくことになる。

落車が多いレースではいわば、

骨を拾う人が必要

なのである。

レース展開は、動画の方をご覧ください。

中盤の終わりくらいまでかなりいいレースができていたと

個人的には思っていますが、終盤に集団の真ん中から最後尾の

間くらいに落としたのと、

本人も言ってましたが、最終コーナーのアウト側に

位置どったことでイン側の人がアウト側に膨らんできて、

それに押し出される形でパイロンに衝突、落車につながったそうです。

趣味で走っているレースなので、無事に家に帰ることが一番大事。

皆さんも、お気をつけください。

Oさんの怪我は、打ち身と擦過傷で骨折はなかったとのこと。

ただ、トップチューブが割れてしまいました。

よく言われるのが、

フレームが犠牲になるか、身体が犠牲になるか

今回は、フレームが犠牲になりましたが、

フレームは買えばよいわけです。身体が故障したら、

お金では解決できないことがありますので、

本当に不幸中の幸いだったと思いたい。

本人は、複雑な気持ちだろうけど。。。




グループライドで注意すべきこと!

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みなさんそれぞれにグループライドをするときに注意すべきことがあると思いますが、

今回は、私のロングライドの作法をご紹介します!

 

①ディープリムホイールは避けるべし

まずは、ホイール選びから。

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クラシックな28mmがいいですか?

見た目がイカツイ50mmがいいですか?

中間をとって35mm?

50mm以上のディープリムのホイールはカッコイイのですが、

ロングライドでは天候と風の強さが大きく変わる可能性があります。

急に突風が吹くと50mmのホイールは、思った以上に

車体が横に流されてしまいます。大型のトラックが横を

通った時なんかも同じですね。

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あと、ディープリムホイールが厄介なのがパンクした時に、

替えのチューブのバルブ長が足りてないという

トラブルになることがあります。

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何も考えずにチューブを買った場合、流通量の多い40mmの

バルブ長になっている場合が多いので、ホイールのリムハイトが

28mmとかの場合は大丈夫ですが、35mm以上のホイールでは、

バルブエクステンダーという

延長部品を取り付ける必要があります。

このエクステンダーというパーツが小さい為、すぐに

紛失してしまいますし、常に携帯している人も少ないです。

また、エクステンダーにも種類があり、チューブのバルブコアを

交換するタイプのものがあるので、交換が大変面倒。

一番大変なのが、グループライド中のパンク交換ですね~

ソロライドであれば、ゆっくり落ち着いて交換する気持ちに

なりますが、自転車仲間に見守られている状態での

パンク修理となると、焦ってしまい気が回らないことがあります。

普段できていることが焦ってできないことがあります、自分は。

ということで

グループライドの際は、自分はなるべくローリムハイトのものを

使うようにしています。

②クリンチャーにすべし

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今は、チューブレス、フックレスホイールっていう選択肢がありますが、

自分は持ってないので、チューブラーがクリンチャーの選択になります。

荷物に余裕があるのであれば、チューブラーの予備タイヤを持って

グループライドに参加するのもありかもしれません。

チューブラータイヤ交換の利点は、修理による2次パンクのリスクが

ないことです。クリンチャーの場合は、タイヤレバーがチューブを

破いてしまうことがありますが、チューブラータイヤの場合は、

チューブとセットになっているものをテープなどでくっつけるだけ

なので、その心配がないという利点があります。

ただ・・・チューブラーホイールで

何度もパンクすることになった場合・・・詰みます。

 

グループライドでは、たまたま不運が重なり何度もパンクをする

ことがありますので、そんな時クリンチャーホイールだと

仲間からチューブを借りることができます。

チューブを借りることになった場合、自分がディープリムホイールの場合は、

①でお伝えしたバルブ長問題になったりするので、注意が必要。

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まとめとしては、

グループライドの時は、かっこよさをアピールしたい気持ちを抑えて、

トラブルになった時にも対応できる幅を持たせるように、

機材をチョイスしましょう。

トラブルになった時に対処する方法がなく

ライドが詰んでしまったら・・・考えただけでも嫌ですよね。

一人ならいいですが、仲間と時間を共有している時は、

なるべく詰んでしまうようなトラブルの根は

取っておくほうが良いと思います。

では~




【Wiggle】オールシーズンで活躍するベースレイヤー10選!!

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まだまだ暑いですが、なるべくドライに保ちたいですね。

夏場に限らず、冬場での汗をかくのがロードバイク。

オールシーズンで使えて、機能的でしかも安い売れ筋の

ベースレイヤー10選!!

海外通販のWiggleなので、送料調整にも使えますよ。

メリノウールなら、臭いも抑えてくれる効果あり、

冬場では保温性能が高いので重宝します。

ベースレイヤーはかさばらないので、いくつあってもいいですね!!

【1位】 490コメント dhb – メリノ長袖ベースレイヤー が ¥3800

【2位】 342コメント dhb – Lightweight メッシュ袖なしベースレイヤー が ¥2600

【3位】 246コメント dhb – 半袖シームレスベースレイヤー が ¥2400

【4位】 239コメント dhb – メリノ長袖ジップネックベースレイヤー (M_200) が ¥4200

【5位】 217コメント dhb – メリノ半袖ベースレイヤー (M_200) が ¥3300

【6位】 202コメント Helly Hansen – Dry Stripe クルーネックベースレイヤー が ¥1600 – ¥4450

【7位】 198コメント Craft – Cool メッシュ超軽量半袖ベースレイヤー が ¥4100 – ¥5100

【8位】 181コメント dhb – 軽量メッシュ半袖ベースレイヤー が ¥2900

【9位】 138コメント dhb – メリノ半袖ベースレイヤー (M_150) が ¥2900

【10位】 105コメント dhb – メリノ袖なしベースレイヤー (M_150) が ¥2600




Zwift用パソコンの話・・・(ロードバイクじゃなくて)

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ロードバイクだけじゃなくて、たまにはパソコンの話。

自分のZwift用パソコンには、グラフィックボードという映像を映す部品に

あるはずの金具がないんですよw

いや、あったのですがパソコンケースに合わないので

取り外して使っていました。

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ただ、写真の通りでグラグラするのでとりあえず紐で

それ以上したに落ちないようにしてました。

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こういう電子部品ではあるまじき行為w

グラフィックボードは、MSIのGeforce GTX1050Tiというもの。

まぁ、ショボショボな性能のもの。

グラグラしているのが、なんとも

気にはなっていたんですが、先日たまたまこの金具を

ネットで見つけました。

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アリエクスプレスで2千5百円くらいで売っていたので、

さっそく注文。待つこと10日ほどで届きました。

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MSIの刻印があるパーツだったので、純正品っぽいです。

当然のごとくぴったりと合いましたねぇ。

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パソコンに取り付けると・・・なんかしなっているように見えますが・・・

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はい、無事にあるべき位置に固定することができました。

これで一安心。

ちなみにCPUは、第4世代のCore i7なのでかなり古い部類に

なりますが、家には第1世代のCore i7も現役なので問題なし!

まぁ、グラグラしないのは良いことだ!




見た目と耐久性を兼ね備えた3Dプリントバイクパーツ

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外観だけじゃなく、中身がすごい!!


No22 Bicyclesというアメリカのメーカーのチタン製ロードバイク

フレームのドロップエンド。

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左が旧来のモデルで、右が新しいモデルの外観。

かなりスッキリしていますね。

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溶接のモリモリした部分がなくなり、各パーツのラインが

綺麗に出ています。各パーツの組み合わせというより

一体型の美に溢れいますねぇ。

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そして、何と言っても中身!

これは人間の骨のような構造をしていることで、

軽量性と耐久性を両立させています。

これはもう3Dプリント技術でないと出来ない

製法ですね。

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チタンの価格が高いことが、一番のネック。

アルミで3Dプリントできないのでしょうかねぇ。

3Dプリントの金属製バイクがまた注目される

時代が近づいているような気がしました。

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バイクを洗車してて、いつも溶接のモリモリのところに

汚れがたまるので一気に薄汚れた印象になってしまいますが、

このスッキリ具合は、光の反射具合もシンプルになり、

ちょっと汚れてても綺麗な印象になること間違いなし。

気になる方は、お値段を調べてみてください。

それでは~

https://22bicycles.com/




ロードバイクを買ったきっかけは?

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そもそもどうしてロードバイク??

みなさん、ロードバイクを手に入れようとした

きっかけは何ですか?

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自分の場合は、妻がクロスバイクに乗りたいということで、

スポーツバイクショップに行ってロードバイクを見たのが、

きっかけでした。

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CAAD8のイエローカラーが本当にかっこよく映ったんですね。

ロードバイクで黄色の意味は、その時は知りませんでしたw

ということで、私のロードバイクを買ったきっかけは、

お店で見てかっこよかったから

です!!!!

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ちなみに妻は、GIANT Escape Air 2013を買いました。

その後・・・シクロクロスバイクに・・・

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フル改造して、残っているのはフレームのみになりました。

https://cyclo-rider.net/2017/02/06/%e3%82%af%e3%83%ad%e3%82%b9%e3%83%90%e3%82%a4%e3%82%af%e3%82%92%e3%82%b7%e3%82%af%e3%83%ad%e3%82%af%e3%83%ad%e3%82%b9%e3%83%90%e3%82%a4%e3%82%af%e3%81%b8/

その後、黄色いCAAD8は売ってしまいますが、

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もう1台増えて、CAAD10を買ってます。。。

キャノンデール大好きやんw

サガン選手がめちゃくちゃ活躍して注目されていた時でも

あったし、団長もキャノンデールに乗ってましたねぇ。

ロードバイクは、その時の流行に乗ってましたが、

今、考えるとロードバイクのメカ感が好きだったんだと思います。

その証拠に、今ロードバイクを買うとなるとキャノンデールは、

選択肢に入ってない。S-Works tarmacか、ethosか。

これもまた流行ということで、3年後には何を言ってるかわからないw

ショップでロードバイクに出会ってから、どハマりする訳ですが、

ロードバイクに乗り出してから、目的と用途が変わってきまして、

それぞれの目的に合ったロードバイクというか、ドロップハンドルが付いた

自転車を次々に買っていき、今我が家には10台くらいの自転車がありますw

次回は、用途別のロードバイクとスペックを紹介します!




チームタイムトライアルってどんなの??

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シマノスズカロードに参戦してきました。

種目はチームタイムトライアルの4周の部。

ところで、チームTTってどういう競技なの?

今回は、自分のチームで初参戦してきました。

チームタイムトライアルって何?

何のことはない、1チーム3名もしくは、4名同時に走り、

3人目のゴールがチームのタイムになるという競技で、

他の競技では禁止されているTTバー、

エアロバー、DHバー、いろいろ言いますが、

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こういうツノのような形状のハンドルにブレーキレバーや

変速機を付けたバイクが出走可能なのが特徴です。

身体の上体を伏せ、脇を締めることで、空気抵抗を減らします。

やったことが分かる人は、このDHバーでのハンドリングが

かなり難しいかご理解頂けると思います。

そうなんです、曲がることが苦痛になるくらいにこのポジションはキツイ。

人にもよるんでしょうが、スズカのアップダウンでこのハンドルのバイクは

使いたくないですが、折角TTバイク(自分のS-WORKS SHIVは、トライアスロン用バイク)を

買った意味がなくなりますね。


あとは、スポークがないディスクホイールとバトンホイールの使用が認められています。

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横風にめっぽう弱い、ディスクホイール。

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バトンホイールも確か認められているはず。

両方とも、エアロ性能の向上を目指して作られていますが、

あくまで正面や少し斜め前からの風を想定しており、

本当に風次第なホイール装備となっております。

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ちなみに自分のバイクのホイールは、一番太いので88mmです。

出発~準備~出走まで

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朝、近所のABちゃんをピックアップしてから、スズカサーキットへ向かう。

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スズカの近所のコンビニで、Kやんと

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Oさんと合流し、サーキットの第⑦駐車場へ。

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サーキット内に移動して、選手受付。

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天気は、幸いに曇りで出走の2時間ほど前に30分ほどざーっと雨が

降ってくれたので、涼しくなり、路面もすぐに乾いてこの時期には

最高のコンディション。

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プレートゼッケンとジャージ用のゼッケンを取り付ける・・・

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計測チップも忘れず・・・

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ヲイ!!

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慌てて、取り付け直すABちゃん・・・

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いろいろありつつ、4人とも準備完了。あとは、出走までにアップする。

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さすが、シマノが主催しているイベントということで、

テクニカルサポートチームが来ていました。

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ここに持ち込むと迅速に修理してくれます。

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出走の1時間ほど前にサーキット内の人気なのないところで、

アップをしました。

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シケインのところにこんなデカイモニターってありましたっけ?

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出走の30分ほど前に招集コーナーへ。

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春と秋のスズカエンデューロでは、このサイクルラックが

埋まるのに、シマノ鈴鹿ではガラガラ。ご時世なのか。

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なぜ、我々がこのJCF登録の4周の部にエントリーしたかというと。

カメラの取り付けが許されているからです!

自分のバイクと、OさんのバイクにGoProを取り付けて、

走ってる様子を撮ろうというのが、皆に言うてないが最大の目的w

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速そうな装備の人達がゾクゾクと集まりだし、緊張感が高まりますが、

我々はというと・・・

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まぁ、緊張感のないw

YCCチームの車載動画!

チームTT4周の部結果!

べべから3位で、ブービー賞ならず!!

Kやん、Oさんは、ちゃんとトレーニングしている組

ABちゃんと、私は、トレーニングしてない組。

1周目の終わり付近で、ABちゃんが踏み止めてドロップ。

3人目のタイムなので、リーダーの私を置いていけない状態になり、

まぁ、チームを作った人だからいいか!ということで、

ブレーキをかけまくりのわがまま放題で、最後は

優勝チームのごとく、メンバー横並びでゴールw

トップから10分差。

まぁ怪我なく無事に走り終えたことで優勝。

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スズカの帰りにいつも行く王将でもギョウザとノンアルで優勝!

久しぶりに仲間と走ると楽しいし、レースの雰囲気で

闘争心が5点ほど増えた気がしました。

また走れたらいいな。




私がブルベを走らなくなった理由

ロングライダーだった私が・・・

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ブルベとは・・・

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ノーサポート・自己責任の長距離サイクリングイベントで、

タイムや順位には拘らず制限時間内での完走を認定するものです。

ブルベ(仏語 Brevet)は認定を意味します。

参加者は事前に公表されているルートに従って走行し、

指定されたチェックポイントを時間内に通過しゴールを目指します。

制限時間はおおよそ平均時速15km程度で計算され、

努力は要するものの無理のない速度で走れるように設定されています。

ブルベの規則、交通法規は厳守です。

規定の距離を制限時間内に走ると、コース完走の認定を受 けることができます。

(Adux Japanより)

自動車の競技でいうラリーのようなものですね。

決められたチェックポイントを制限時間以内にクリアーしていきます。

ただ、速さを競う競技ではありません

私のブルベ経験

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私が始めてブルベを走ったのが、

徳島の剣山という西日本で2番目くらいに高い山を登るというルートでした。

徳島市内からスタートし、山頂にタッチしてまた徳島市内への200km。

https://cyclo-rider.net/2014/08/17/brm816%e5%be%b3%e5%b3%b6%e3%81%ae%e7%b5%90%e6%9e%9c/

エントリーの後で、ブルベの中でもかなり過酷なルートで有名だったことを知り、

夏のブルベということもあり、相当にびびって剣山を自動車で見に行ったなぁ。

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事前にコースの下見をしたのは、この1回きりでしたが本当に怖かったです。

剣山のブルベをクリアしてからは、自信がついてきてさらに長距離を走るように。

ゴールデンウィークに300km、400km、600kmの3連続ブルベを

走った事もあります。合計で1300km。

さすがにこの時は、完走はしたものの膝を痛めてしまいましたが、

翌週の300kmブルベを走っていたので、今思うと何かに取り憑かれていたかのようでしたねw

レース志向へ

剣山の200kmブルベを完走して、自信を付けた私は次の月の

大台ヶ原ヒルクライム(10年ほど前は、過酷なレースで今ほど人気がなかった)に

参加しました。でも、結果が全くダメで相当に凹んだ記憶があります。

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当然のことながら、プロの自転車選手ではないので

自転車に使える時間は限られています。

ブルベで長距離を走りながらもレースで良い成績を残したい

と徐々に思うようになっていきました。

短時間高強度のトレーニングへ

200kmのブルベでは、速く走っても8時間くらいはかかります。

制限時間が、13時間ほどなので1回のライドで走っている時間としては、

とても長い。まぁ、それがブルベというものなのですが・・・

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400km600kmとなると、そこに睡眠という要素が入ってきます。

ブルベを走ると、だいたい次の1週間は通勤以外で自転車に

乗りたいとは思わないくらいにヘトヘトになってましたねぇ。

トレーニングは回復とセットということに気づき始めます。

食いだめ、寝ためが出来ないように、身体は走りためができません。

ヒルクライムレースなんて、峠版のタイムトライアル競技なので、

高強度トレーニング以外なにものでもないのですが、

競技時間は、だいたい1時間くらいと短い。

ブルベは、信号で待ったり交通の流れに沿ったり、

マッタリ走る区間がどうしても出てきてしまいます。

その低強度なトレーニング時間が、身体をじわじわ疲弊させていき、

翌週からのグータラ生活に繋がっていくことに気づきました。

トレーニング目的でロングライドする場合、ブルベはいろんな意味でリスクが高い。

ブルベでの思い出

自分は大阪に住んでいるので、オダックス近畿のブルベを良く走ってました。

知らない土地の始めてのブルベで、台風による増水で橋が沈んで急遽ルート変更になったり、

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山口県の岩国-角島で夜にイノシシに追いかけられ、朝方に自転車に乗りながら

居眠りをして気づいたら溝に落ちていたり。

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枚方から、伊勢経由で福井に行く途中、真っ暗闇の白川郷を抜けたり。

観光名勝の近所を走っているんですが、しんどいのと夜で暗いのとで、

行った実感がほとんどないことが多いんです。

ある時は、200kmのブルベで、100kmほど道を間違えて走ったり、

連続パンクしたり、公園や駐車場で寝たり、たいがいのことはやってるかなぁ。

事故を起こしたりはしてないのが奇跡なくらいです。

冬場の豪雨の中を走った時は、本当に辛い。

でも、途中のコインランドリーでたまたまシューズの乾燥機があって、

乾かしたての暖かいシューズを履いた時は、天国かと思いました。

過酷な状態だから、思い出になることもありますね。

ブルベを走らなくなった理由

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トレーニング志向になると、目的の競技にあったトレーニング方法があることに気づき、

ターゲットにあった時間の強度に合わせてメニューを組み、その後の回復とセットにし、

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それを毎日淡々と消化していく方が、トレーニング効率がよく、結果的に

時間の短縮になります。

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まぁ、面白くない考え方ですが、こういうことをしないと

アマチュアのレースであってもそう簡単に勝たせてもらえません。

 

ロードバイクに乗り始めて10年ほど経ちますが、クラス別でも

入賞経験20回ほどありますが、優勝できたのは、

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シクロクロス2回と

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ヒルクライム1回だけ。

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それから、ロングライドは仲間と走る時と身体に刺激を入れたい時だけになりました。

同じ事をしていたら、身体が慣れてしまうのでたまにロングライドを入れると

日頃のトレーニングで使ってない筋肉を使うようにするためです。

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そうなると、どこにブルベを走る時間がない・・・

私がブルベを走らなくなった理由です。

ブルベは一人のサイクリストを育てる学校

ブルベを走っていると、よく3~5人の集団走行になります。

多い時には10人ほどの集団になることがありますが、

個人的にはブルベで集団走行するのは間違っていると思います。

トラブルが起こった時に一人で対処できるようになるのが、

過酷なラリーの目的の一つなのではないでしょうか?

目的は様々で当然良いと思いますが、人の後ろに黙ってピッタリと

張り付いたり、自動車の迷惑になるくらいの集団に付いたり。

独立、自立したサイクリストと言えるのだろうか?

逆に、マナーがしっかりとしている人に出会ったり、

ライドの所作が美しい人に出会ったりすることがあります。

良い先生がいれば、悪い先生もいる学校みたいですね。

たまにエントリーしてみようかなぁと思ったりするけど、

きっとストレスになるだろうなと思いとどまるんです。