ホイールを組んでみよう!その4

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いよいよ、組み立てていくよ!

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ハブの穴にスポークを付けていきます。
まずは、片側18本から。

 

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ネジの緩み止めをスポークのネジの部分に付けてから・・・

 

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ニップルで固定していきます。
どんどん繰り返して行きます。

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反対側の為に、リム穴を一つ飛ばしで取り付けます。

 

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10分くらいで仮留めができました。

 

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反対側も一気に仮留めしていきます。

この作業でどれくらい締め付けたらいいのか
不安になりながらもニップルを裏からマイナスドライバーで
「回せるだけまわす」という基準で一旦全部揃えました。

たぶん、ココが揃ってないと縦振れの原因を作ることになるかと。
縦振れを取るのはやっかいなので、ニップル回しで
本格的に締め付けて行く前にニップルの位置を揃えました。

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放射状にのびるスポーク。シンプルな見た目。

ラジアル組みにしてよかったかも。

 

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ここからは、ニップル回しで均等に締め付けていきます。
締め付ける感じは・・・

 

勘!!

 

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たまにリムのセンターを確認しながら締め付けていきます。
手の感触とニップルを締め付ける時の抵抗をたよりに
ガンガン締め付けて(る気持ちで・・・)行きます。

 

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フロントハブは、左右対称だと思うので、片方を計測して、
もう片方と同じ位置になればセンター出しオッケ-!

 

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ある程度、振れが取れた段階でスポークテンションをはかりましたが、
このツールで55という数値になっておりました。

55kgfという値らしいですが、

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付属の換算表を見ると、適正な範疇でちょっと柔らかい感じに
仕上がりました。ニップルの抵抗具合をみてるとこれ以上回すと
ニップルがナメてしまいそうな予感がするので、
一旦この状態でタイヤを入れて走ってみよう!

組み立てなので、ちょっとプレッシャーをかけてみて、
初期のびを取ってあげます。

このあたりは、ワイヤー類と同じですねぇ。

明日になったら、テンションが変わっているかもしれないので、
再度テンションメーターで測ってみようと思います。

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最後に、余ってたリムテープを取り付けて・・・

 

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完成!!!

 

36本のスポーク、やっぱり多いですねw
でも、クラシカルな放射状のラジアル組みはキレイです!!

 

これに、32Cのコンチネンタルのゲータースキンを取り付けますから、
ホイールの硬さが分かるんだろうか?

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2つあるCXP33の1つを使いました。もう一つはまた壊れた
時のための保守パーツにしようと思ってます。

組み立てるのに要した時間は、2時間!!

 

そろそろ自転車屋さんが出来るのではないでしょうかw
次回は、取り付けて実際に走らせてみましょう!

壊れませんように・・・

では~




ホイールを組んでみよう!その3

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ホイールを組むための工具をご紹介~

ホイールを組み上げたり、修理に必要名工具は
ほとんどレンチやスパナなど、汎用性のある工具ではなく
専用工具ばかりですねぇ。

①振れ取り台

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②振れ取り台に付いていたセンター出しの機器

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③ニップルまわし

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④テンションメーター

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⑤マイナスドライバー

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唯一の汎用工具。ニップルを裏から回す為に使います。

⑥ネジの緩み止め

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これだけあれば、必要充分。
正直、テンションメーターは必要ないかもしれません。

スポークテンションは、乗る人の体重や求めている乗り味の硬さにも
よります。通常は乗りながら微調整していくものかと思います。

上下左右の振れを取ったら、大体均等なスポークテンションになるので
スポークの張力がある程度確保できたら、乗ってみて調整します。

振れ取り台は、結構大きいので置いておく場所に困りますが、
ホイールを組み立てるには必須の工具になります。

微弱な振れ取りをするのであれば、ホイールをバイクに付けた状態で
簡易な調整ができます。

さて、いよいよ次回はホイールを組み立てていきます!

では~




ホイールを組んでみよう!その2

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ハブを何にする?

手組ホイールの良いところは、予算に応じて
使うパーツのコストを調整できるところでしょうね。

言い換えると、
力を入れるところと抜くところを自分で調整できる

さらにいうと、
完組ではできない高級パーツを組み合わせて、
こだわりの一品を作る事も可能!

 

第1次ミニ四駆世代の私ですが、
モーター交換、ハトメからボールベアリングへ交換、
ワンウェイホイールにスポンジタイヤ・・・

いろいろありましたねぇ。

カスタマイズが、ホイールで出来てしまいます!

 

さて、前回ご紹介したようにリムは、

36穴のマビックのCXP33。

 

そして、ホイールの中心にあるハブは・・・

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シマノDH-C2100-N-QR

 

ママチャリで良くみる発電機付のハブになります。

電圧は、6V

出力は、0.9w

ハブの重量は、474g

 

ロードの一般的なフロントハブの重量が、

100~150g

なので、かなりずっしり。

 

 

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給電するライトのワットは、不明ですが
電圧は対応しているので、大丈夫かと・・・

https://ja.aliexpress.com/item/32896668186.html?spm=a2g0o.order_list.0.0.5f83585aPeqXj8&gatewayAdapt=glo2jpn

出力不足になっている可能性はありますが・・・
このライトの本来の力を発揮すれば

40ルクスと結構明るい

40ルクスってどれだけ明るいのか?

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ロードバイクのライトで有名なキャットアイの製品で
VOLTシリーズがありますが、ボルトで良く使われるのが

ルーメン・・・聞いたことがある・・・

 

ルーメン・・・

ルクス・・・

カンデラ(電球によく使われる)・・・

 

ややこしいですが、便利な変換計算ができるサイトを
発見したのでリンクを貼っておきます!

 

明るさ計算:
https://tomari.org/main/java/hikari.html

 

この計算サイトによると、40ルクスが
1005ルーメンになります。

 

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ロードでよく使われるVOLT400が、その名のとおり
400ルーメンなので2倍以上の明るさ!?

 

そんなに明るかったっけ?
本当に40ルクス??
アリババで売られているものを
鵜呑みにしていいのだろうか??

数値が倍以上でも明るさが倍以上になるわけでは
ないかもしれませんね。細かいことはあまり
触れないようにしておきましょうw

 

とにかく明るい!

 

さてハブの重量が475gと重たいだけに
かなりずっしりときますが、ハブは自転車の
上下の中間地点にあるので、乗っている時の
重さの実感はこの重量ほどの体感はないと思われます。

 

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色は、ブラック選択。マットな黒なので、引き締まった印象。

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当然、クイックリリースモデルを選択。

 

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このハブ、5千円前後で買えるので非情にお得なんですが、
極限までコストを抑えるためか、箱に入ってません。

分厚いビニール袋に入っており、付属品はクイックリリースのみ。

 

気になる方のための情報として、ライトの端子というか
ソケットが同梱されていません。

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シマノのライトを買うとすでに端子が引っ付いています。

 

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このJ2-Aという端子が、このハブに入ります。

 

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念のために、こちらのE2端子ではないのでご注意ください。
シマノでも出力が高い?ちょっとお高いハブダイナモで
採用されている場合があります。

 

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今回、ママチャリの方に取り付ける予定だったシマノのライトに
付いていたので、このソケット部分を簡単な電気工作で移植します。

 

 

そして、スポーク。

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Amazonで激安だったスチール製のスポークを購入。

36本とニップルが付属して、1200円くらいと激安!!

CNスポークというメーカーで、耐久性は不明ですが、
とにかく安さが決めてになりました。

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ニップルは、2mmのモノで別で用意していましたが、
色がシルバーなので、今回は付属のブラックを使うことにします。

 

ホイールを組むのに必要なものをまとめると

①リム
②ハブ
③スポーク
④ニップル

 

となります。非情にシンプルな構造。
手組ホイールで厄介なのが、スポーク。

もうスポークしか厄介なところはないと言っていいでしょう。
手組のハードルを上げているの元凶は、スポークの組み方、
長さ、テンションのかけ方、そしてオフセット・・・

 

ややこしいだけにいろいろなノウハウがあると思いますが、
ロードバイクのメンテナンスと同様に、ある一定の
ところまで経験をすると途端に簡単になるやつ。

本当は経験者に教わるのが一番いいですが、
独学でやって失敗してみるのも良い経験ではないでしょうか?
(※死なない程度に)

壊れた時に自分でパーツを買ってきて交換修理できるようになる
とそれはそれで安心して使うことができますし、なによりも
愛着が沸きますよね。

 

一回やってしまえば!

 

ということで、2回目でもまだ組むところまで行きませんでしたw
もうちょっと引っ張りたいと思うのでお付き合いください。

次回は、手組ホイールを組むのに必要な工具類をご紹介します!

では~

 

https://cyclo-rider.net/2022/10/02/%e3%83%9b%e3%82%a4%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%82%92%e7%b5%84%e3%82%93%e3%81%a7%e3%81%bf%e3%82%88%e3%81%86%ef%bc%81%e3%81%9d%e3%81%ae%ef%bc%93/




ホイールを組んでみよう!その1

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どうやってホイールを組み立てるんだろう??

まず、リムからご紹介。

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これはもう絶版のマビックのCXP33というちょっとだけ
リムハイトがあるもので、何故これなのかというと
ちょっと前にワールドサイクルさんが手組で売ってた
ハブダイナモ付ホイールに使われたのを買って
使っていたからです。

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マビックと言えばオープンプロが定番商品のようですが、
ちょっとだけリムハイトが高いCXP33の方がかっこよく見えたので
注文して、使っていたのですが・・・

2021年6月に、リムが爆発して大破しました。

その顛末は、以下のリンクで!

https://cyclo-rider.net/2021/06/03/%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%9f%e3%83%9b%e3%82%a4%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%93%e3%81%86%e3%81%84%e3%81%86%e5%a3%8a%e3%82%8c%e6%96%b9%e3%81%99%e3%82%8b%e3%82%93%e3%82%84%e3%83%bb%e3%83%bb/

原因は、リムのブレーキ面が摩耗してアルミが薄くなって破れ、
チューブの空気圧によるバースト!!!

走行中にスゴイ音がしました・・・

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リムはこんな状態になり、お亡くなりになりました。

ただ、これはもう使い尽くしたと言って良いんじゃないか?
6年間で雨の日も風の日も使ったホイールでした。
走行距離は、約4万キロで地球1周できる距離。

一度、ハブを壊して交換しているので、スポークからの組み上げは
経験済み。同じ型のリムさえ手に入れば、修理はできます。

で、ここからが長い話で・・・

先ほども述べた通り、マビックのCXP33というリムはすでに絶版になっており、
新品で手に入れるのか困難になっておりました。どうしてもCXP33でないと
ダメな理由が、スポークをそのまま流用したかったから。

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スポークをそのまま使いたい場合。

有効リム径(ERD)というのが、同じか
ほぼ一緒のものを使う必要があります。

元々使っていたCXP33の場合は・・・

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ERDは、597.2mm

FreeSpokeというサイトで、ERDが同じかもしくは同等のものを
検索できる素晴らしいサイトを見つけました!

https://www.kstoerz.com/freespoke/rimfilter.php?erdmin=597&erdmax=597.2

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ここで検索すると・・・CXP33の他に

アレックスのDA22
DTスイスのR450

が該当します。

確か、このホイールを買った時にDTスイスのものも
選べたので、スポークの長さを揃えることで
製造コストが下がるのと、バリエーションが増えるのとで

一挙両得!納得!

ただ、ワールドサイクルさんでは手組のハブダイナモホイールの
製造を止めてしまいました。需要が無かったのでしょうか。

日本では、ロードバイクと言えば、

完組ホイール以外あるの?

って感じなので、かなりニッチな市場だったのでしょうねぇ。

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そんなCXP33ですが・・・

ある日、ヤフオクで中古で程度が良いCXP33を安く手に入れることが
出来たのですが・・・リムの色が赤(というか経年劣化で朱色)。

ブレーキ面は痩せておらず、肉がしっかりと乗っている状態。

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実際に組んでみた結果、この赤が・・・

https://cyclo-rider.net/2021/06/03/%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%9f%e3%83%9b%e3%82%a4%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%93%e3%81%86%e3%81%84%e3%81%86%e5%a3%8a%e3%82%8c%e6%96%b9%e3%81%99%e3%82%8b%e3%82%93%e3%82%84%e3%83%bb%e3%83%bb/

無事に組めたので嬉しいのですが、自転車に合わなくなってしまったのです。

赤のフレームに赤のホイールは・・・

下品

買う前から分かっていたやろ!ということですが、
あの検索サイトに出会っていたら、迷わずDTスイスのR450にしたでしょう・・・

実は・・・この赤いリムを買う前に、

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爆発したリムと同じ色でしかも新品未使用のCXP33を購入しておりました。

なぜ、これを使わなかったって??

それは、穴の数を間違えたんです!

爆発したホイールの穴の数(スポークの数)が、32個。
新品未使用のCXP33の穴の数が、36個。

・・・

やってもうた・・・

そんな感じで折角、絶版ホイールを新品で手に入れたのに
ずーっと部屋に飾ったままになってて気になってました。

そして今回、このホイールを使って新たに
ハブダイナモ付ホイールを作ろうという動きだしました!

前置きだけで話が長くなってしまったので、今回はここまで!

ではまた!

https://cyclo-rider.net/2022/10/01/%e3%83%9b%e3%82%a4%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%82%92%e7%b5%84%e3%82%93%e3%81%a7%e3%81%bf%e3%82%88%e3%81%86%ef%bc%81%e3%81%9d%e3%81%ae%ef%bc%92/




アルミホイールってこういう壊れ方するんや・・・

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マビックのCXP33というリムが壊れました記録の詳細。

昨日、ホイールが爆発しました。

走行中に

ボカンっ!!!!!!


というすごい音がして、パンクしました。


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直後にカランカランという針金がフォークに当たってる音が、

そろそろかと思っていたら、案の定リムのブレーキ面が破裂して、

中のチューブがバースト。


ブレーキ面のアルミが長年の擦れによって薄くなり

強度の限界を越えた。


このホイールは、ハブダイナモを付けた通勤用。

ライトのバッテリーを気にしなくてもよいので、

長年愛用してきました。


新品で買ってから6年。約4万キロ、ブルベとかも

走っているのでもっと走っているかもしれない。


通勤で使っているので、雨の日も走る。

まぁ、4万キロといえば、地球一周くらいの距離。


ここまでいくと、ホイールを完全に使い切ったと

言って良いのではないでしょうかw

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CXP33というリムを探して交換しようと思います。





CAAD10にタイヤを付けました

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ネットで注文していたタイヤがなかなか届かず、

スポーツデポでタイヤとチューブを購入星

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ミツちゃんが、「なんだ、なんだ!」と駆け寄る猫

タイヤは、

VITTORIAのZAFFIRO2・・・1836円 x 2

チューブは、

MAVIC ROAD INNERTUBE PRESTA 48mm・・・892円 x 2

安さが一番!!

注文しているシュワルベのルガノは、1400円ですからねぇお口にチャック

こだわりは、

ありません(キリッ)

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白と黒のタイヤをはじめて装着しました

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フレームの白と合ってて、

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今は、なかなかいい感じですGOOD

走って汚れると・・・

まぁ、想像通りだと思います号泣

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