2019/10/05
FUJI‐ZONCOLANヒルクライムに
参加してきました。
ジロ・デ・イタリアで有名な
ゾンコラン峠を要するイタリアの
ジュリア州と静岡県の小山町との
交流イベント。
ゾンコラン峠と富士あざみラインとは、
距離や斜度が大体同じなんですって。
全長11.4km
標高差1200m
平均勾配10%
最大勾配22%
先週今週と2週連続で富士登山をするとは。
今回はフルナカガワでエントリー。
前日にフロントシングルにして、
リアをGSのアルテグラに換えて、
安定の36-34Tで挑みました。
2018年のジロ・デ・イタリア第14ステージで
ゾンコラン峠を制したクリス・フルームの
ギア比が、34-32T。
ランス・アームストロングが「まるで一口ピザだ」
https://zatsukan.ltd/lancegiroweek2/
と形容したほどのギアを使わないといけなかったほど、
ゾンコラン峠のキツさが分かる。
※ライダーの特性による
ウルフトゥースの4アームチェーンリングの最小歯数が
36Tの為、リアをアルテグラのロングケージの
最大歯数34Tにしました。
マウンテンバイクのような見た目。
馬返しからの激坂は、ケイデンスが70以下に
ならないようにするには、このセッティングがギリギリ。
5アームクランクに戻すと34-34でギア比が1:1。
本当は、もう一段ほしいけどガマン。
当日の天気は、快晴。秋らしいからっとした涼しさで
レースコンディションは最高。
スタートは全員一斉のマスドスタート。
最初が2kmほどの直線5,6%が続く。
知らず知らずに斜度が上がっていき、
先頭集団から人がバラバラ落ちてくる。
先頭集団は、山の神や乗鞍連覇のチャンピオンたちで
形成されているので、ついて行くときっと2kmで
脚が終わってしまう。
このコースは駆け引きではなく如何に最後まで
出し切るかがポイントなので、幸い斜度がキツく
頭とサイコンの距離が短いので、ほぼサイコンの
ワットを見ながら、ペースを刻んでいった。
それでも同年代のゼッケン番号は気になる訳で。
レース展開は、動画の方で。
カメラのバッテリーが充電不足で40分ほどで止まってしまってます。
ゴールでは太鼓の演奏があり、元気をもらえました。
久しぶりに山頂を見ることができました。初めてこのコースを
走ったのは去年の6月、富士国際ヒルクライム。その時は
5合目は晴天で雲海が広がっていたが、今回は下界もくっきり。
ここが山頂と勘違いしてしまうけど、まだ五合目。
マウンテンバイクとかではまだまだ登れるんだろうか。
鉄で上がって来たの?と主催の静岡車連の人に驚かれたが、
車重7kg。来年は、もう200g削ろうと思う。
天気が良ければ、すぐに茶店に駆け込むこともなく、
写真撮影とかひとしきり景色を楽しんだあとにゆっくり行く。
今回は無料のキノコ汁が参加者に振舞われました。
具だくさんでとても美味しかった。
下山を待つ間に椅子で休憩。コーラは300円だけど
最高に美味しい。
下山後に道の駅すばしりへ。着に絡んでなかったら
大阪までの道のりを考えてすぐに帰宅する予定でした。
食べ放題な感じのランチが用意されていたり、外でお餅や焼いていたり、
茶席で抹茶を頂けたり、この空間は自転車のイベントだけではないらしい。
休憩しているとリザルトが張り出される。前に二人。
1位は日本人コースレコード!!!上の茶店で何か
注文して食べ終わるくらいのタイム差・・・w
先頭集団を一度も見ていないので、途中M2の選手が
前に何人いるのかわからなかったけど、道の途中の
人から前に何人いるか聞けたので、43番の選手を
ずっと追う展開。
ずっと、1,20m後ろを走っているが距離が
縮まらないどころか徐々に開いていく。
動画には撮れてませんが、ゴールまで残り1km付近で
何とかキャッチ。100mほど並走でもう意地の張り合い。
走ったことのある人ならわかりますが、あざみラインの
後半は平坦っぽいところが何度も現れる。
平坦で踏み込んだら、43番の選手が付いてこなかったので、
自分の想像ですが、脚が攣っていたのかもしれません。
自分は攣り掛けていましたが、ギリギリ持つ感じでした。
一定のトルクが掛かる斜面であれば脚の攣りは抑える
ことができますが、平坦になると使う筋肉が変わるので、
登りの筋肉がレスト状態になった時に攣る。というか攣り切る。
なので脚が攣っている時の下りは地獄。
残り500mで引き離すことができ、そのままペースを
落とさずに全力で踏む。太鼓の音が聞こえてきて、ゴール。
今回で4回目のあざみラインでのレース。今年4回目の富士山。
かなりここのコース耐性が付いてきたように思いました。
ギア比に関しては最低ラインは確定し、ここからいかに上げて行くか。
今年は、栂池高原HCと2回ナカガワジャージで表彰して頂けて嬉しい。
車重制限のあるレースは、このパターンで行こうと思います。
2個目の銅メダル。この大会が6千円だなんて。
ヒルクライムレースが済むと何か食べ放題な感じになる。
帰りに山盛りの牛丼の「あたま大盛」。
糖質祭りで、食後のサービスエリアで3時間も意識がなかった。
今日が日曜日で良かった。
次のレースは、10月末の「ちくさ高原HC」です。
コメント
ナカガワフレームに興味があって、いつもブログ拝見させていただいています。
フロントシングルなのを差し引いても物凄い軽さですね・・・こだわりの軽量パーツなどありましたら是非参考にさせていただきたいです。
ご覧いただきありがとうございます。
こだわりの軽量パーツは、いろいろありますが一番効果が大きいホイールです。
LWCというところの前後合わせて980gのものになります。
ヒルクライムであれば、ナカガワフレームにカーボンフォークという選択肢もOKです。
ナカガワCWのメンバーの方もそうされている方もいますし、中川さんも
軽量化の意味があるとおっしゃります。