ロードバイクの落車について考える

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自転車に乗ってて、コケたことがありますか?

ロードバイクに出会うまでは

「落車(らくしゃ)」

という言葉を耳にすることも

口にすることもありませんでした。

落車という耳慣れない言葉・・・

ロードバイクをはじめたての時は、

気恥ずかしさがありましたが、

今は、当たり前のように言います。

落車の映像を目にすることも、周りの人から

耳にすることも多くなってその言葉に

慣れてきているのは事実。

先日、鹿児島で行われたインカレのロードレースで

落車で1名の選手が亡くなられました。

あまりにも痛ましい出来事でした。

ニュースになっていましたが、

「事故」

と報道されていました。

「事故」の範疇は分かりませんが、

一生懸命にトレーニングをして

そのレースに挑んでいた彼は、

「事故」で亡くなったのか?

どうなんだろう?

事故には違いないんだろうけど、

「事故」という言葉はしっくりこない。

偶然にも同じ日に行われた

舞洲クリテで、チームメイトが落車しました。

原因は、何であれレース中の出来事なので

そこは恨みっこなしという暗黙のルールがある。

当然、文句を言うことも、相手を訴えることも

できるだろうが、ほとんどの場合そういうことはしない。

レース中に落車で怪我し、バイクにダメージを負い、

精神的にも苦痛を強いられる。

怒りのやり場が見つからないのが

自転車レースでの落車かもしれない。

怒りではなく、悲しみかもしれません。

すぱっと気持ちを切り替えられる人は、

相当な精神力の持ち主なんだろうと思います。

過去の落車がどうしても納得がいかない!と、

この記事をご覧の方の中に居ると思います。

自分が知っているところだと、集団落車の原因を作った人が、

SNSに晒されて二度とレースに出られなくなったことがありました。

起こした人も起こされた人も、失うものが大きいほど、

気持ちを落ち着かせて納得させるのに時間がかかります。

もし、チームメイトが落車で命を失うことになったらどうだろう?

あなたと一緒に走っている人がそういうことになったら。

落車の原因を作った人を・・・恨みますか?


もし自分が落車で死んだとして、

相手を恨みますか?

死御の世界があるという前提ですが・・・

そんな無駄なことするでしょうか?

気にしなくていいよ、って伝えたくなるんじゃないかなぁ。

そう思います。

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