ハブを何にする?
手組ホイールの良いところは、予算に応じて
使うパーツのコストを調整できるところでしょうね。
言い換えると、
力を入れるところと抜くところを自分で調整できる
さらにいうと、
完組ではできない高級パーツを組み合わせて、
こだわりの一品を作る事も可能!
第1次ミニ四駆世代の私ですが、
モーター交換、ハトメからボールベアリングへ交換、
ワンウェイホイールにスポンジタイヤ・・・
いろいろありましたねぇ。
カスタマイズが、ホイールで出来てしまいます!
さて、前回ご紹介したようにリムは、
36穴のマビックのCXP33。
そして、ホイールの中心にあるハブは・・・
シマノDH-C2100-N-QR
ママチャリで良くみる発電機付のハブになります。
電圧は、6V
出力は、0.9w
ハブの重量は、474g
ロードの一般的なフロントハブの重量が、
100~150g
なので、かなりずっしり。
給電するライトのワットは、不明ですが
電圧は対応しているので、大丈夫かと・・・

出力不足になっている可能性はありますが・・・
このライトの本来の力を発揮すれば
40ルクスと結構明るい
40ルクスってどれだけ明るいのか?
ロードバイクのライトで有名なキャットアイの製品で
VOLTシリーズがありますが、ボルトで良く使われるのが
ルーメン・・・聞いたことがある・・・
ルーメン・・・
ルクス・・・
カンデラ(電球によく使われる)・・・
ややこしいですが、便利な変換計算ができるサイトを
発見したのでリンクを貼っておきます!
明るさ計算:
https://tomari.org/main/java/hikari.html
この計算サイトによると、40ルクスが
1005ルーメンになります。
ロードでよく使われるVOLT400が、その名のとおり
400ルーメンなので2倍以上の明るさ!?
そんなに明るかったっけ?
本当に40ルクス??
アリババで売られているものを
鵜呑みにしていいのだろうか??
数値が倍以上でも明るさが倍以上になるわけでは
ないかもしれませんね。細かいことはあまり
触れないようにしておきましょうw
とにかく明るい!
さてハブの重量が475gと重たいだけに
かなりずっしりときますが、ハブは自転車の
上下の中間地点にあるので、乗っている時の
重さの実感はこの重量ほどの体感はないと思われます。
色は、ブラック選択。マットな黒なので、引き締まった印象。
当然、クイックリリースモデルを選択。
このハブ、5千円前後で買えるので非情にお得なんですが、
極限までコストを抑えるためか、箱に入ってません。
分厚いビニール袋に入っており、付属品はクイックリリースのみ。
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気になる方のための情報として、ライトの端子というか
ソケットが同梱されていません。
シマノのライトを買うとすでに端子が引っ付いています。
念のために、こちらのE2端子ではないのでご注意ください。
シマノでも出力が高い?ちょっとお高いハブダイナモで
採用されている場合があります。
今回、ママチャリの方に取り付ける予定だったシマノのライトに
付いていたので、このソケット部分を簡単な電気工作で移植します。
そして、スポーク。
Amazonで激安だったスチール製のスポークを購入。
36本とニップルが付属して、1200円くらいと激安!!
CNスポークというメーカーで、耐久性は不明ですが、
とにかく安さが決めてになりました。
ニップルは、2mmのモノで別で用意していましたが、
色がシルバーなので、今回は付属のブラックを使うことにします。
ホイールを組むのに必要なものをまとめると
①リム
②ハブ
③スポーク
④ニップル
となります。非情にシンプルな構造。
手組ホイールで厄介なのが、スポーク。
もうスポークしか厄介なところはないと言っていいでしょう。
手組のハードルを上げているの元凶は、スポークの組み方、
長さ、テンションのかけ方、そしてオフセット・・・
ややこしいだけにいろいろなノウハウがあると思いますが、
ロードバイクのメンテナンスと同様に、ある一定の
ところまで経験をすると途端に簡単になるやつ。
本当は経験者に教わるのが一番いいですが、
独学でやって失敗してみるのも良い経験ではないでしょうか?
(※死なない程度に)
壊れた時に自分でパーツを買ってきて交換修理できるようになる
とそれはそれで安心して使うことができますし、なによりも
愛着が沸きますよね。
一回やってしまえば!
ということで、2回目でもまだ組むところまで行きませんでしたw
もうちょっと引っ張りたいと思うのでお付き合いください。
次回は、手組ホイールを組むのに必要な工具類をご紹介します!
では~

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