初心者でもできるクロスバイクのドロップハンドル化
クロスバイクのハンドルをロードバイクのような
ドロップハンドルに交換することが可能です。
では実際にやっていきましょう!
フォークコラムからステムを取り外す
自分の場合は、黒い色のドロップハンドルに
交換したいため、フロントフォークコラムに
取り付けられているステムごと取り外しました。
まずはワイヤー類を外しておきます。
ドロップハンドルにするため、
ワイヤー類の再利用はほとんどできません。
新しいワイヤーセットを用意しましょう。
次にコラムの先端にあるヘッドキャップを取り外します。
そしてステムの2本のボルトを緩めて、
ステムをフォークコラムから引っこ抜きます。
ステムとハンドルが取れました。
ハンドルに付いているブレーキレバーやシフター
などのパーツは、戻す時があるかもしれませんので、
このまま保管しておく方が良いでしょう。
スペーサーとヘッドパーツのキャップを交換
元々入っているスペーサーが
20mm
10mm
5mm
が一つずつ入っています。
黒色のハンドルに取り替えるので、
ココのパーツを・・・
シルバーのスペーサーとヘッドパーツのキャップを
黒色のものに交換していきます。
これはお好みで行なってください。
フォークコラムのオーバーサイズと呼ばれているものです。
スペーサーもヘッドキャップもオーバーサイズのものを選びます。
フォークとフレームを固定させて回転させる
ベアリングとセットになったパーツになっておりますが、
このパーツは基本的にはセットで売られています。
なのでヘッドパーツのキャップ部分を別のものに交換すると、
ベアリングとの間に隙間ができてしまったりする場合があります。
なので不安な人は、もともと付いているヘッドパーツの
キャップをそのまま流用しましょう。
自分はこの同じメーカーのヘッドパーツのキャップを
取り付けましたが、後にがたつきの原因になったので、
元々付いていたものに戻しましたw
ステムの取り付け
ステムは、FELT F95の完成車に付いていたものを流用しました。
80mmのステムです。
やはりヘッドセットはセットで使うべきでした。
同じメーカーであってもセットではないパーツを
使うとガタつきの原因になってしまいます。
ヘッドキャップも中古で200円くらいかな?
取り付けます。
いよいよドロップハンドルの取り付け
1000円ちょっとで手に入れた
420mmのアナトミックハンドルです
自転車の中古パーツを扱ってるお店で、
ハンドルはたくさん売っています。
カーボンよりもアルミの方が、
安くて耐久性が高いです
ハンドルを仮止めしていきます
後にハンドルの角度を調整するために、
本締めはしない方がいいです。
シフターの取り付け
これも自転車パーツの中古ショップで買った
シマノのシフターになります。
STIは、このST-2200です。
3980円也。
ここで注意したいのが、シフターを交換する際は、
フロントとリアのディレイラーの交換も必要になります。
ジャイアントのエスケープにもともと付いている変速機は、
フロント変速がシマノで3速のもの。
リア変速がスラムで8速のもの。
シフターがシマノで、
フロントが2速、リアが8速です。
リア変速が同じ8速なので、
リアディレイラーを流用できそうですが、
シマノとスラムとでは、変速の動き幅が、
微妙に違うのでほとんどの場合は流用できません。
シマノののシフターを使う場合は、
シマノのディレイラーを使った方がいいです。
リリースする時は、ここのレバーを押すのですが、
小さいなぁと不安になります。
ドロップハンドルの取り付け
STIを仮固定。
ハンドルをドロップハンドルにするだけで、
見た目はかなりロードバイクになりました。
次回は、ドライブトレインのセットアップです。
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