今回は、WahooRGTのご紹介。
Zwiftキラーになるか!?
実走に勝るものはありませんが、
トレーニング効率を考えると、やはりローラーでの
トレーニングが有効であることは間違いないです。
交通事故のリスク回避にもなります。
昨今は、より実走に近い条件でトレーニングできる
スマートトレーナーの普及によって、負荷の
かかり方や勾配の再現、左右前後のフレームの
揺れを作り出すことができたりと、
よりリアリティのある走行感を追求していく
方向に各メーカーしのぎを削っている状態かと思います。
バーチャルでのサイクリングのデファクトスタンダートは、
なんといってもZwift(ズイフト)の一強時代が長らくありました。
そこにサイクルコンピューターや、ローラー台などフィットネス機器に
力を入れているWahooが参戦してきました。
Zwiftとの競争が激化するとユーザーにもメリットがあって、
まずは、この円安で価格競争をしてほしいのと、よりリアリティの
ある映像にすることで、新しいユーザー層を取りに行くような
動きをしてほしい。
自分は、特にリアリティの映像を求めています。
究極的には、実写のような見た目。まぁ最近のオンラインゲームでも
そこそこリアリティのある見た目になってますから、
そこに注力する余地はあるのかと思います。
オンラインゲームの魅力は、やはり同時接続のユーザー数の多さに
かかっています。21時くらいのユーザー数が、1コースで
100人程度とやはり少ないので、コース上ではほぼ一人旅の
ような状態になってしまうWahoo。
まだまだ認知度は低いようです。
Zwiftと月額必要がほぼ同じなのも、導入のハードルを上げている
要因かもしれません。年間登録だと6千円ほど安いのですが、
現状のメリットでZwiftからの乗り換えをするかどうかは不明。
両方を契約する人はまぁほとんどいないとは思いますが、
WahooRGTのメリットとデメリットをご紹介させて頂きます。
【WahooRGTの良いところ】
①実際のコースを走ることができる。
無料体験版であれば、ツールドフランスでよく出てくる
「魔の峠」モンバントゥを走ることができます。
②グラフィックがZwiftよりやや綺麗
③余計な演出やゲーム要素がない
”●●ブースト”とか、派手なゴール演出とか
④表示情報が簡素で見やすい
⑤実写映像を見ながらワークアウトができる
Wahoo Systmが利用できる(別途紹介)
【WahooRGTのここがイマイチ】
①ユーザー数が少ない
必然的に参加できるイベント(レース)数が少ない
②アプリの日本語対応がされてない(2022年6月現在)
③ワークアウトメニューのカスタマイズができない
という感じでしょうか。
Wahoo Systmというアプリが、あなたがワークアウトに求めている方向性と
あっている場合、Zwiftと比べるとお得感があると思います。
RGTとZwiftを単純に比較すると、ユーザー数の多さは、
いかんともしがたい難しい部分があるので、いかにソフトが出来が
良くても、オンラインユーザー数の多いソフトには勝てないのが現状。
ヴィジュアルの実写化が、Zwiftとの差別化という意味で有効だと思いますが、
インフラ整備に莫大な費用がかかる上に、ユーザー側にも高スペックな
ハードを要求することになり、トレーニングの用途からちょっと外れて
しまうかもしれませんね。
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