もうだいぶ前になりますかね~
ナカガワサイクルワークスさんが特許を取得した
エンドワッシャーが売り出されたのは・・・
YCC事務員の私は、ナカガワサイクルワークスさんの自転車に
乗っているんです。
合計で3台!
1台は、ロード。
はじめて、オーダーしたフレームセットでした。
ハリキッテ、当時最高だったデュラエース9000で組みました。
フルスチールバイクで、2019年フジゾンコランヒルクライム
(富士あざみライン)のヒルクライムで、年代別(40代)3位入賞。
この激坂レースの為に、フロントシングル化、リアはロングケージの
アルテグラに換装しています。
重量は、制限いっぱいいっぱいの6.8kg。
グレードは、プロミネンスSLというもの。
パイプは、タンゲのプレステージという肉薄のやつで、
スチールでも軽量バイクの部類になると思います。
もう1台もロード。
こちらは、近所のサイクリーでたまたま見つけたやつで、
中古で売られている姿が、超可哀想だったので救出。
ナカガワさんのところに持って行くと、ショップの吊るしのフレーム
ということがわかり、前の所有者は分からない。
そのままナカガワさんの帳簿に私の名前で登録してもらいました。
塗装がいろいろヤバかったので、自分で塗装を修理した思い出の一台。
ちょっとサイズは大きいですが、主にローラー台とちょっとした
サイクリングで使用しています。
こちらは、スタンダードというグレードで、
タンゲのNo.2というパイプを使用しているフレームになります。
重量はありますが、壊れる気がしない安定感がります。
気になるという方は、ナカガワサイクルワークスさんへお問い合わせください。
http://www.nakagawa-cw.co.jp/bikes.html
最後に3つめは、シクロクロスフレーム!
ナカガワのバイクで、さらにシクロクロスのオーダーフレームって
すごい珍しいと思いますよ。
C2からC1になった記念にオーダーしたこれまた思い出の一台。
いや~何度もコケたけど、共に戦ったなぁ。
という感じで、ナカガワサイクルワークスさんのフレームを
愛してやまない私YCC事務員です。
前置きが長くなってしまいましたが・・・
ここで本題に入りますと・・・
みなさん、この製品をご存じでしょうか?
ナカガワサイクルワークスさんが特許を持っている
エンドワッシャーというもので、
こんな感じで、クイックリリース対応フレームのコの字の
開いている部分を埋めて、ハブの締め付けを均等にするもの。
ディスクブレーキが普及している昨今、スルーアクスルの
固定方法があるので、このワッシャーの優位性って薄れているかもしれませんが、
まだまだクイックリリースのバイクが走っているので、
是非ともカーボンでちょっと柔らかめのフォークで試してほしいです。
自分の場合は、ナカガワのクロモリストレートフォークに装着しましたが、
正直、変化は感じなかったです。体重が軽いのと、元々こういうのに鈍感なのと、
ホイールとタイヤの剛性にも左右されるので、違いが分かり辛い。
ナカガワのストレートフォークは、そもそも剛性としなやかさが高いので、
下りでも思ったラインを走行することができるので不満はありませんでした。
このエンドワッシャーを使うことで、フォークに剛性感が出るのが
いろんなインプレで報告されています。
シャキッとする。
さらに、ハブの回転性能が上がるようですね。
従来のクイックの固定方法だと、シャフトが最大で約3°たわむらしく、
要は曲がったシャフトでハブを回している状態になります。
たわんだシャフトだと、回転に無駄な摩擦が掛かり、回転性能が落ちるのは
想像できます。なるほど!
皆さんが大好き、私も大好きなゴキソのハブは、この”たわみ”を
うまいこと吸収して、スムーズに回転するように設計されているようです。
たわまないハブではなく、シャフトのたわみを考慮して曲がっていても
回転性能が落ちない設計をしているのが特徴みたいですね。
(※間違っていたらご指摘ください)
なので、ゴキソのハブを勘違いしてインプレしている記事を
たまにみることがあります。かなりその筋では有名な
安○氏もインプレが間違っていました。
今は、ディスクブレーキのスルーアクスルでシャフト径が
12mm、マウンテンは15mmのものもあります。
クイックのシャフト径が9mmなのを考えると、
かなり剛性がアップしているのが想像できます。
シャフトの剛性が上がることでたわみが少なくなっているので、
ココだけの話、ゴキソのハブにしなくてもちょっと良いセラミックの
ベアリングを入れたハブであれば、よく回転するものと想像できます。
(※私イチ個人の感想です・・・)
まぁ、GOKISOは、所有欲をくすぐる何かがあるので、
設計思想や理念を含めて、お金を出して最高のエンジニアリングを
堪能するという楽しみ方もまた良いと思いますし、最高の
回転性能のハブで走るという精神的な効果も相当高いものと思われます。
(私はこういうのを全く否定する気はなく、むしろ大事だと思ってます)
ほとんどの場合、モノの善し悪しは自分で決めたいですよね。
相性の問題もありますから、安心して使えるモノが一番良いもの。
不思議なことに自分が所有しているもので、安心して使っているものは、
どれも安物ばっかりw 気を遣わなくて良いという精神的な効果が結構大きいみたいです。
話は、それてしまいましたが、このエンドワッシャーが出てから
何年も経ちますが、しっかりとした評価を得たのでしょうかねぇ。
発売当時は、かなり否定的な意見を目にしたことがあります。
ただ、これを付けている人から否定的な意見を聞いたことがないです。
自分が買ったものを否定する人はあまりいないとは思いますが、
わざわざ買って自分の愛車に取り付けるということは、
製品としての高い効果を期待してのことだと思いますし、
ちょっと想像しても、カチっと固定されそうなのがわかります。
(数値を測って効果を確かめた訳ではありませんが・・・)
ただ、今前後4つセットで1万ちょいとかなりお高いんですねぇ。
本格的に売り出す前にナカガワさんから買った時は、
ナカガワの会員割引もあり、4つで5千円で売って頂きましたが、
今は、高くて手が出せないので、レースの時に使い回しています。
この製品を使われている方で、インプレあれば
ご意見くださいませ。
では~。
コメント